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Just. 〜紫・黄〜 ページ3

「村上先輩。これ確認お願いします」


「あー。ここ間違うてるやん。ちょっと...」



そう言い俺の手を軽く退けてマウスを操作する。


胸がチクッと痛むのは、気のせいだと受け流す。


真剣に画面を見つめる横顔


俺はあなたの息遣いにこんなに心臓が早く動くのに、


あなたはもう、そんな風には思ってないんでしょ



「よし、これで大丈夫やわ。珍しいなお前がこんな単純なミスするなんて」


「いえ、でも、先輩が見つけてくれたので」



わざとミスを作ったなんて言えない...


あの時みたいにまた、


あなたに触れて欲しかったなんて...

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作者名:時音 | 作成日時:2021年2月15日 22時

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