金曜日、私は先輩のもの３【名前変換オリジナル】

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和真「お父さんって…」



「3年前、和真さんに会う前に駆け落ちして家を出ていった…」




お父さんがなんで…今頃いるの？？



和真「お父さん今までどこに行ってたかわかる？」



「分からない…不倫相手もお母さんしか知らないし…」






お父さんの記憶はそこまでない…
中学に入って、帰りが遅くなった事
私と前みたいに遊んでくれなくなったこと
いつも…違う匂いがした事





お父さん…私とお母さんを置いて、今更なんで…






「私、行って来ます、今ならまだ間に合うと思うから」


和真「危ないよ！3年間もの間お父さんがどう変わったかも分からないのに」





確かにそうだった…

でも、私は知りたかった。

お母さんさんを散々傷つけて…





「大丈夫、無茶はしませんから」







私は今昇ってきた階段を下る。
お願い…！どうか近くにいて！！



階段を全部降りて、私はマンションの外へ出た。





外に出ると、マンションの前に
お父さんがうろうろしていた







「…お父さん」






3年ぶりだった。

大好きだったお父さん…








父「美琴…？美琴なのか？」





「お父さん！どうしてここにいるの！今まで一体どこにいたの！！」





父「ごめんな…美琴、お父さん駆け落ちしたくせに相手に捨てられたんだ…」




「…私もお母さんも地獄みたいな生活送ってたんだよ！？」





父「すまなかった！どうか…トウコに合わせてくれ！！！」



トウコというのは私の母の事

父は3年ぶりに会った娘に頭を下げた。

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