金曜日、私は先輩のもの２【名前変換オリジナル】

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和真「大丈夫だ、麻倉さん君は記憶が無いから今更約束を守れなんて言わない」



「でも…」




ここで、覚えてないで終わってしまったら

先輩は私の事なんてどうでもよくなっちゃうんじゃ




「嫌です！これで終わりなんて…」



和真「…でも君はもう」









無理やり付き合わされてるなんて
思って無かった。



私は自分の意思で…先輩を繋ぎ止めたいんだ









「私、先輩と離れたくないです！」








遮るように、大きな声で言ってしまった。






和真「…ほんと？」



「…はい」





顔が見れない、先輩がどんな風に私を見ているのか

知りたいような知りたくないような








和真「俺だって…もうずっと君に…」





――ガチャ



春樹「お兄ちゃん〜、バイト早く終わって…」



「春樹…！？！？！？」



和真「か、勝手に入るなよ！」






春樹「美琴さん！？すんません！もしかしてちょっとえろい事してたんじゃ…」



美琴＆和真「して無い！！！！」









――――




春樹「まじで…すみません」




「そんな気にしないで」


和真「いや、ゆるさんぞ」




春樹「悪いってぇー！てか連れてくるなら言ってよ！」


和真「良いだろう別に麻倉さんなら」





春樹と城田先輩、2人は血が繋がって無い
でもこんなに仲がいい

最初は馴染めなかったって言ってたけど、きっと
春樹が懐っこいから…






和真「全く…帰るよ麻倉さん」





「は、はい！」

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