金曜日、私は先輩のもの【名前変換オリジナル】

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かほ「あくまで噂だけどね、美琴狙っちゃえば！？」





「いやいや、想い人がいるなら尚更私なんて…」





かほ「美琴だって、ずっと彼氏いないんだから一緒だよ！」


「それはただタイミングがないというか…」









―コンコン







ん？！





「ご、ごめんかほ！私ちょっと用事あるから…」




かほ「あ、OK！またねん！」



―ピロン






「何よ！あの人…」







私はカーテンを開けて
ベランダに出る。





「なんですか！」







和真「お、ちゃんときた」



「先輩が呼び出したんじゃないですか！」







先輩は私を見て、ニヤッと笑った。





…かっこいい、さすがかほが知ってるくらいだもん






和真「別に用はないよ？」





はぁ！？


「じゃ、じゃ私戻るんで！」



和真「待ってよ」







「…」









和真「ただ、麻倉さんと話したいって理由じゃ、ダメなの？」




…ずるいよ！城田先輩！！








「どうしてもって…言うなら」









和真「ふふっ」






「春樹は今居るんですか？」






和真「居るよ、部屋は別だからここには来ないけどね」




「びっくりですよ、バイトの後輩が城田先輩の弟なんて…」







和真「あいつも、城田だけど？」




「え？」









和真「春樹は春樹なのに、俺は城田先輩って…変じゃない？」




「そ、そうですか？」









1度も、私こんな事した事なかった
男の子とのやりとりがこんなに
どきどきする事なのかな…

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