29.ハマとブクロ ページ6
一郎達に連絡しないと心配されるだろうな……
と思ってポケットの中を漁ってみるとスマホがない。
よく考えたら山田家の机の上に置いてきたんだ……
｢すみません、電話をお借りしてもいいですか？｣
｢何故です？｣
｢え…っと、イケブクロの皆に心配かけるかなとか思って、、！？｣
鋭い眼光で左馬刻様に睨みつけられ、私は肩をビクッと跳ねさせてしまった。
｢テメェはバカか。それじゃ誘拐してきた意味ねぇだろ｣
｢それに、理鶯が拐った時にあの兄弟の末っ子がそっちに行ったんでしょう？どこに居るかは明白なのでは？｣
左馬刻様と銃兎さんの正論に返す言葉もない。
まあ……いつかチャンスを見つけてここを抜け出すしかないな…
今一度ヨコハマの3人組を見る。
………あ、逃げ出せない気がしてきた
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｢すみませんがあの女はもらっていきますよ｣
ウチに押しかけて来やがった警官をヒプノシスマイクで倒したまでは良かったが、それを回収に来たのはMAD TRIGGER CREWの入間銃兎だったのは一本とられた。
｢て…テメェ、陽動作戦でこの警官の野郎を使ってきやがったな｣
｢この男がミスを犯した事には変わりなかったので、責任をとってもらっただけですよ｣
メガネを光らせる入間銃兎に背中を向け、Aを守ろうと走り出す。
が。
｢っ、クソ……！Aを返せ！！｣
膝から崩れ落ちた。
さっき殴られたのが原因だ。
うまく動かない体に必死に力を込める。
そして奴がヒプノシスマイクを取り出し、眠るよう歌い出した所で俺の意識は途切れた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢ただいまー｣
おかしいな、いつもなら弟達が｢おかえり｣って出迎えてくれるはずなんだが。聞こえなかったのか？
｢ただいま………｣
リビングに足を踏み入れた時、その異様な光景に俺は目を見開いた。
頭に包帯を巻いて座る二郎、その隣で俯く三郎。
Aの姿はない。
｢二郎？その包帯どうした…！？｣
｢…ごめん兄ちゃん…本当にごめんなさい！！！｣
俺の前で土下座する二郎に俺は慌てて頭を上げるように言う。
｢お、おいどうした！？｣
｢守れなかった…Aが連れてかれた｣
｢……え？｣
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どすこい(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなりすみません！！コメントありがとうございます((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))今は少し立て込んでいて更新できないのですが、絶対再開させるのでお待ちください<(..)> (2020年12月9日 7時) (
レス) id: a583c694ec (このIDを非表示/違反報告)
りん - 更新頑張ってくださいね！楽しみにして待ってます。 (2020年4月5日 16時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - れおさん» 非常にありがとうございます！！！(｀・ω・´)ゝ (2020年2月1日 17時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
れお - 頑張れ！楽しみにしておきます！！ (・∀・ゞ) (2020年1月26日 17時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - もっていきたいと思っております。何を隠そう、私は白膠木簓に心を奪われております。そんなことはどうでもいいんですけど、皆様にいいと思って貰えるような作品を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。コメントお気に入り評価して下さった方ありがとう！ (2019年11月18日 15時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
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