26.MAD TRIGGER CREW�� ページ3
車をしばらく走らせて着いたのは大きい建物。
警察ではなさそうだったので安心したが、何か本能が危険を感じていた。
毒島が全部荷物を持ってくれたのは嬉しいが、入間が早足で行ってしまうので必死についていく。
建物に入ると、スーツを着た男達にジロジロ見られてすごく怖い。
サラリーマンというよりは…顔が怖くてなんかヤクザみたいな………
一瞬浮かんだ考えを首を振って否定した。
いやいや、警察がヤクザの本拠地に？
入間は一人のスーツの男に何か話しており、男は頷いてその場を去っていった。
そうだよ、あんなに平和なんだからヤクザのわけないよ。
｢毒島さんは、何の役職についてらっしゃるんですか？｣
｢理鶯でいい。小官は海軍の一等軍曹だ｣
海軍ってあの海軍？
もう解体させられたんじゃなかったっけ…
｢…理鶯は軍隊の復活を信じているんです｣
向こうから通りすぎざまに入間が教えてくれた。
｢あ、そうなんですね…｣
｢ご案内します｣
さっきとは別のスーツの男が私達を案内してくれるようだ。
大人しくついていくと、通されたのは大きい部屋。
｢兄貴、銃兎さん達をお連れしました｣
｢………あ？｣
スーツの男は一礼して去っていった。
部屋の中にいるのは、銀髪に赤い目をしためつきの悪い男。
不機嫌そうに男はこっちを見た。
｢アトラクトタイプってやつか？｣
｢ああ｣
｢へぇ｣
左馬刻とやらは興味を持ったようで、どんどん私に歩み寄ってくる。
｢えっ｣
入間と理鶯を見て目で助けを呼ぶが、理鶯は頷き入間は同情したような顔をするだけ。
困惑しているともう左馬刻は私のすぐ側まで来てしまった。
｢持ってんだろ、アトラクトタイプ｣
｢…は、はい｣
左馬刻は私に手を伸ばし、そのまま私の顎を掬った。
逸らしていた視線がかち合い、左馬刻の赤い瞳から逃げられなくなってしまう。
｢……渡せ。｣
あまりにもドストレートな命令で笑いそうだ。
渡さないって入間って人に言ったじゃん。
＿＿＿やっぱりここで渡すわけにはいかない。
｢…嫌です｣
｢あぁ？｣
｢マイクは渡せません。公務執行妨害で捕まった方がマシです｣
精一杯の勇気を振り絞って言った。
イケブクロの3人が守ろうとしてくれたもの、私が守れなくてどうする。
｢…ハッ、強情な女だな｣
左馬刻は私から手を離した。
27.MAD TRIGGER CREW�□�←25.【悲報】ワイ氏、逮捕される
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どすこい(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなりすみません！！コメントありがとうございます((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))今は少し立て込んでいて更新できないのですが、絶対再開させるのでお待ちください<(..)> (2020年12月9日 7時) (
レス) id: a583c694ec (このIDを非表示/違反報告)
りん - 更新頑張ってくださいね！楽しみにして待ってます。 (2020年4月5日 16時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - れおさん» 非常にありがとうございます！！！(｀・ω・´)ゝ (2020年2月1日 17時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
れお - 頑張れ！楽しみにしておきます！！ (・∀・ゞ) (2020年1月26日 17時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - もっていきたいと思っております。何を隠そう、私は白膠木簓に心を奪われております。そんなことはどうでもいいんですけど、皆様にいいと思って貰えるような作品を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。コメントお気に入り評価して下さった方ありがとう！ (2019年11月18日 15時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
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