25.【悲報】ワイ氏、逮捕される ページ2
｢た、逮捕！？｣
まさか自分が法を犯す日がくるなんて。
あぁ、これからマジでどうやって生きていこう……………お金だってそんなにないし………
｢署まで来てもらおう｣
何故か笑っている銃兎の隣の座席に、毒島が乗り込んだ。
署ってヨコハマの……？
拘束されるの？
もしかしてマイク狙って言ってるだけで、本当は警察じゃないかもしれない？
疑いまくって何とか現実逃避している、とかは思わないでほしい。私は必死だから！！！！
｢ほ、本当に警察だという証拠は？｣
｢……この警察手帳を穴が空くほど見るといい｣
悲しいことにその男は、車のダッシュボードの上に置いてあった黒い手帳を見せてくれた。
｢ヨコハマ署組織犯罪対策部巡査部長、入間銃兎………｣
手帳には金色の警察の印、菊の花もしっかりついている。
………現実はツラい。
肩を落としながら手帳を返すと嘲笑うようにパトカーは走り出した。
｢………見逃してやらないこともないですよ｣
前を向いたまま呟いた入間の言葉を聞き逃す私ではなかった。
｢え？｣
｢貴方の罪を揉み消してやることも出来るという意味です。権力をなめないで下さい｣
ここで入間をとてもいい人だと思ってしまったのだ。
｢本当ですか！？｣
｢ただし、タダで釈放してもらえると思わないで下さいよ…
これは貸しだ。借りは返してもらわないと困る｣
ちょうど信号が赤になり、車が止まる。
入間は私を見て静かに言った。
｢アトラクトタイプを渡せ。｣
………………
ここで渡したらどうなる？
アトラクトタイプは何に使われてしまう？
それでも私は助かる？
ワタシガタスカレバソレデイイ？
……いいや、それは違う。
命かけて私を守ろうとしてくれたイケブクロの兄弟に申し訳が立たないだろう。
｢…………その顔は“渡さない”と言った顔だな｣
入間は前を向き、すぐに信号が青になったので車を走らせる。
｢じゃあ貴方ごとヨコハマに来てください｣
｢………え？｣
｢貴方が居たところの三兄弟がイケブクロ代表だったように、俺達はヨコハマの代表です。
………これからは私達と一緒に行動して下さい｣
……刑務所に入らなくても、罰金を払わなくても、マイクを渡さなくてもいいなら、絶対お世話になって後で逃げた方がいい。
｢…よろしくお願いします。｣
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どすこい(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなりすみません！！コメントありがとうございます((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))今は少し立て込んでいて更新できないのですが、絶対再開させるのでお待ちください<(..)> (2020年12月9日 7時) (
レス) id: a583c694ec (このIDを非表示/違反報告)
りん - 更新頑張ってくださいね！楽しみにして待ってます。 (2020年4月5日 16時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - れおさん» 非常にありがとうございます！！！(｀・ω・´)ゝ (2020年2月1日 17時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
れお - 頑張れ！楽しみにしておきます！！ (・∀・ゞ) (2020年1月26日 17時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
どすこい(プロフ) - もっていきたいと思っております。何を隠そう、私は白膠木簓に心を奪われております。そんなことはどうでもいいんですけど、皆様にいいと思って貰えるような作品を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。コメントお気に入り評価して下さった方ありがとう！ (2019年11月18日 15時) (レス) id: 12480c50a1 (このIDを非表示/違反報告)
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