佐野先生に恋をしました。 (ページ18)

今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:70,192 hit

☆ ページ18

～保健室～

佐｢じゃあ落ち着いたら戻ってきて。｣

『はい。』

佐｢養護の先生には事情を伝えてあるから。｣

『はい。ありがとうございます。』

俺は保健室を出た。

ふーっとため息をついて歩いた。

俺どうしちゃったんかな。

生徒のことをあんなにも想うことなんてないのに。

あーダメだダメだ。

と思い顔をパンパンって叩いた。

そして教室に戻った。

女｢もー先生！どこ行ってたんですか？！｣

佐｢ごめんごめん。｣

凜｢せんせーい！｣

佐｢なんですか？｣

凜｢Aはどこ行っちゃったんですか？｣

加賀美はすごい顔でこっちを見てる。

さすがに怒ってる。

なんか小森も怒ってるし。

佐｢今保健室にいるから。｣

凜｢え？なんで？｣

って次は睨んできた。

小森もついでに睨んできた。

隼｢先生もしかして泣かせたんですか？｣

小森には見抜かれてる。

凜｢え？！そーなんですか！｣

佐｢泣かせるわけないから。｣

2人は絶対ウソだって顔をしてこっちを見た。

なんでも見抜かれてそうで怖い。

佐｢じゃあ後で保健室行ったら？｣

凜｢そんなことわかってますよー！｣

隼｢先生に言われなくても行くつもりだったんで！｣

はいはいって言って授業を始めた。