いつの間にか当たり前に ページ36
少しすると私の部屋に
沖田さんが訪ねてきた。
私は布団に入って寝たフリをしていた。
「起きてんだろ」
沖田さんが私すぐ側に立ってそう言う。
「ZZZ………おぇっ!!」
まだ寝たフリを決める私の上に
沖田さんが乗っかってきた。
「重いです重いです」
「………………はぁ」
沖田さんはため息をつきながら
私の上から降りる。
「昨日、旦那と何かあったのかィ?」
沖田さんの洞察力は鋭い。
私はこうなる事を予想して会いたくなかったのだ。
「いえ………明日は仕事なので
一人で考える事が多かったんです」
「もうちょっとでAに
旦那を紹介した事を後悔する所だったぜ」
「あははは」
そう言えば明日は
将軍様がご友人とお食事なのだ。
私は違う所だが
それに関わる仕事だ。
ミスは絶対に許されない。
「明日………無理すんじゃねぇぞ」
私が明日の事を考えていたのが解ったのか
沖田さんは気遣ってくれた。
「ありがとうございます」
今までは部屋でもずっと一人だった私は
今はこの部屋で沖田さんと居るのが当たり前になっていた。
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桃乃(プロフ) - こはく★さん» ありがとうございます!1度だけではなく、何度も読んでいただいているのが凄く嬉し思います!沖田推しではありませんが、書いて良かったと心の底から思いました。ありがとうございます! (2017年12月20日 4時) (レス) id: cb45921388 (このIDを非表示/違反報告)
こはく★ - めっちゃ、よかったです!何回も読んでます! (2017年12月11日 15時) (レス) id: 6129d12349 (このIDを非表示/違反報告)
桃乃(プロフ) - ドS娘さん» コメントありがとうございます。書きたい場面を性格に、文字にあらわすと言うことは難しいですね。まだ、出来ていないので、字を見るだけでそのシーンを思い描ける様になりたいと思います!頑張ります( ;∀;) (2017年6月15日 19時) (レス) id: cb45921388 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - めっさ文才ありますね〜! (2017年6月15日 17時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
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