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ぎゃぁあああ!!!! ページ32





「まったく……最近の若者は手が早いモンだわ。
そのうち、オヤジ狩りにでも遭うんじゃね?俺」



「沖田さんの弱点を……」


坂田さんがおっさんだとか
オヤジ狩りに遭うとかどうでもいい。


私は沖田さんの弱点を知りたいのだ。



「ま、ウチは万事屋だからな。
依頼してくれりゃ何でもするぜ」



何事も仕事に絡めてくる嫌な人だ。
沖田さんの知り合いならそれくらい教えてくれてもいいじゃないか。


「……………依頼する程では」



「なら、報酬は金じゃなくていい」



「何をお求めですか?」



そう言うと坂田さんはちょっとこっち来てと言う。


「銀さん、助けて欲しいンだわ。」



「何ですか?」



私は坂田さんが座っている所まで行った。


「ちょっとコレ見てくれる?」


坂田さんはジャンプに指を指して言った。

私はそのジャンプを除き込もうとした。


「どれです………」





ちゅっ。





「………!!!!?」



一瞬、何があったのかが解らなかった。
目を見開いて坂田さんを見ると
ニヤニヤとしながら「視すぎ」
と言った。





「何するんですか!」




坂田さんは私の唇に
キスをしたのだ。


「何って報酬貰っただけじゃねぇか」



「変態セクハラ親父!!!」


私はクナイを片手に振り上げた。
それと同時に、目に見えない程の早さで
私の腕を坂田さんが掴んでしまっていた。


「………………流石白夜叉…」



私は皮肉たっぷりに言った言葉を
坂田さんは気にもせずに鼻をほじっていた。



「ほれ」



「ぎゃぁあああ!!!!」



坂田さんに掴まれた私は
身動きが取れずにぴんっと
顔に鼻クソを飛ばされたのだ。



「ぁあぁあああぁああ!!!」



顔を抑えながらのたうち回っている間に
坂田さんが一言呟いた。




「"姉"だ。アイツの弱点は」

過去は変えれねぇ→←手が滑った



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桃乃(プロフ) - こはく★さん» ありがとうございます!1度だけではなく、何度も読んでいただいているのが凄く嬉し思います!沖田推しではありませんが、書いて良かったと心の底から思いました。ありがとうございます! (2017年12月20日 4時) (レス) id: cb45921388 (このIDを非表示/違反報告)
こはく★ - めっちゃ、よかったです!何回も読んでます! (2017年12月11日 15時) (レス) id: 6129d12349 (このIDを非表示/違反報告)
桃乃(プロフ) - ドS娘さん» コメントありがとうございます。書きたい場面を性格に、文字にあらわすと言うことは難しいですね。まだ、出来ていないので、字を見るだけでそのシーンを思い描ける様になりたいと思います!頑張ります( ;∀;) (2017年6月15日 19時) (レス) id: cb45921388 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - めっさ文才ありますね〜! (2017年6月15日 17時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まろ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年3月25日 0時

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