無気力系女子は何故か歌い手様達に気に入られました。Part3

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また頭に血が上ってしまった。




Aに完全に嫌われたかも



※『』は過去の話。

あの時＿＿＿＿





A『おい、やめとけよ小森はそんな女じゃない』




小森『…Aｯ』






小森"さん"はAの腕に自分の腕を絡めて体をくっつける



本当に私は汚い女だと思う。




小森さんがAに近づくだけで少しモヤモヤする。



そんな時、私は見た。







アイツは＿＿＿＿＿＿＿＿



ニタリと笑った。





薄々気づいてたろ？



本当は小森がやったって…





皆の前で言ったことが本心だって






"アイツ"は口パクで





ざ・ま・あ・み・ろ







私にはそう見えた。



いや、確かにそう言ったんだ。





一瞬で悟った"コイツが犯人"だと





そう思うと、無性に腹が立った。



なにAに近づいてんだ


早く離れろ





黒い感情が芽生え




私は気づくと小森さんを突き飛ばしていた。





まんまと罠にハマって、



思う通りに動かされている自分が悔しくて情けない。





ギャラリーやAたちが去っていく中、




小森は笑っていた。



後ろから見ても分かるほどに






Aに誤りに来たのにこれでは顔すら見れないではないか






本当に悔しい。






私は、誰とも顔を合わせたくなくて



大学を静かに出て行った。

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