検索窓
今日:19 hit、昨日:65 hit、合計:12,615 hit

酷な夜空 ページ1

暗い。ここは…何処だ?
夢?夢なのか?
暗闇が見える。光が無いこの景色はまるで目を瞑ったときのようだ。そう、目を瞑ったとき…

 ようやく自分の目が光を取り戻す。しかしそれは微弱な光で、そもそも暗い場所にいたことがわかった。ふかふかの椅子に座っているのか、寝心地がいい。前や隣も同じような藍色の椅子がずっと並んでいて ここは映画館なんだ と錯覚をする。
 だんだんと視界がはっきりとする。答えは『残念!』と聞こえそうなくらい違っていた。いや、似てはいる。

ここはプラネタリウムだったのだ。

惜しい。…そんなことを考えている場合ではない。
何故プラネタリウムで寝ている。星を見るべきだろう。
落ち着きを取り戻した俺は顔を上げて天井を見る。星がある。星座もある。しかしアナウンスがない。
そんな、もう終わったのか。
自分にプラネタリウムを見た覚えがないので残念だ。
「しょうがない」
帰るか。と続けて立ち上がる。その瞬間驚きが隠せなくて声が出た。
「えっ!!」


自分以外、人がいない。

記憶は無くなる→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:問答打 , 9系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MOKKA | 作成日時:2023年8月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。