【銀魂】口悪姉さん【坂田銀時】 (ページ41)

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やり直そうかページ41

右手をヒラヒラとさせながこっちに来る銀時。

「…おや、生きてたのかい」

岡田はそれを見て、私を投げ落とした。

い、今のは、危なかった…

「ゲホッゲホッ、ゴホッ」

「おい大丈夫かA！」

酸素が急に来てむせていると、銀時が駆け寄ってきて背中を撫でる。

なんで…なんで…

「なんでここにいるんだよ！！」

そう叫んではっと思い出す。

「ああ、そうか、神楽か。大丈夫、神楽は安全だから。今すぐあの子を連れてここから逃げて…」

「違ぇよ。俺が迎えに来たのは神楽だけじゃない」

…止めて

「お前もだ」

なんで、そんなこと言うんだよ。

「…頭おかしいよ。もう会わないって言ったけど？しかもそんな傷で岡田に勝てるわけがない！」

「あーもーうるせぇよ。お前だって人のこと言えねぇじゃねーか。こちとら怒ってんだよ。人の話聞かずに勝手に別れ切り出されて、俺はめんどくさい彼女か！！」

会わす顔もない私は、ただ地面を見ていたのを、無理やり銀時の方に向かされる。

「いいか、よく聞けよ

突き放すのは護る事じゃねぇ。一緒に戦うことが、護ることなんだ」

優しい、目。
懐かしい、あの人の目にそっくりで…

「…それが今まで俺が学んできたことだ。」

ぽたり、と一滴の水が着物を濡らす。
それをゴシゴシと裾で拭いてから

「………遺産は一銭もやらねぇ」

「そりゃあ残念だ。なら、死ぬなよ」

差し出された右手
それを掴んで立ち上がる。

「もう、離さねぇからな」

本当に昔っから、人の抱えてるもんをあっさりぶった切りやがる。

「…手汗きもい」

「えっ、まじ！？うそ、あ、さっきまで刀握ってたからね！そう！決して緊張してたとかトイレした後手洗わないとかそんなんじゃねーから！！」

「必死かよ…まぁ頑張れ。そう言えばあなた1回やられたんじゃなかったっけ？白夜叉さん」

「お前もだろ。逢魔さん」

「逢魔さんって言われるとお馬さんみたいに聞こえるから止めよう」

「肝座った瞬間どうでもいいこと言い出すのやめてくんない！？」

「おいおい、無駄話は終わったかい？
プ○キュアの変身時間以上は経ってるよ」

「待っててくれるなんて優しい敵だ。さぁ！さっさと必殺技撃ってやっちまえキュアシルバー！」

「無理だからね！？てかプリ○ュア俺だけ！？お前は何ポジションなの！？」

「妖精メ○プルめぽっ」

「初期を知ってる人しか知らないネタ止めろ！！てかメッ○ルそんなこと言わねーよ！！」