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戦闘シーン文字にするのしんどい ページ40

その時私の頭によぎったのは…




『Aさん、私のボディーガードになってください』


何も知らない、純粋で、素直な姫。
人を疑うことが出来ない、優しい姫…







「…もっと早くに言われてたら、私も頷けたんだろうね」

「!」

「でもごめん。もう恨むのは飽きた。やっとこの世界を好きになれてきたんだよ


_____夢の続きなら、お前一人で見な」


もう一度構える、それでも高杉は余裕な笑みを浮かべ


「…ああ、分ぁったよ。だがな」





何かが、こっちに向かってくる気配を感じた。


「眠るのはお前の方だ。」



ドガン!!!


「…ぐッ、岡田!!」


刀では受け止めきれず、数メートル後ろに押された。
左手も使ってやっと抑えてる太刀筋

こいつ、刀の性能を上げて…!?



「やぁ、また会えて嬉しいよ。どうしたんだい?あの時みたいに受け止めな」

「っ、話し中に邪魔しちゃいけませんってお母さんに教わらなかった?」

その岡田の後ろでは、高杉が今にも去ろうとしていた。


「待てよ高杉!!」

「言っただろ?今度会った時は、“お前ごと壊す”ってなぁ」


そう言って高杉は船内に消えていった。
追いかけてしばき倒したい。けど先に腕がダメになりそうだ。

かわす、いなす、かわす、の繰り返し
狭い道を使って巻くつもりが、全部切っていく岡田にはそんなこと関係なしだ。

…いや、少し苦しそう?
まだあの刀が身体に馴染めてないのか


……。

方向転換をして、岡田と向き合う。


「ようやく戦うつもりになったかい?」

…おちょくってやがる。

でも分かってきた。あいつの攻撃は一撃必殺、それ以外はだいたい大振り。

ガキィン!


よし来た
1度降れば次の攻撃までのロスがある。



まぁ、



ブシッ!!


コンマ何秒の差だけど
初めてやつのどこかに攻撃できたと思う。

岡田を見れば、右腕から流れ落ちる血……



のはずなんだけど。
____おいおい、まじか



「…今のは危なかったね。ああそうさ



俺の右腕、今はないんだよ」







ドォオオン!!!




「ガッ…!?」

受け止めきれずに浮き上がる身体。
地面になんの防御もなく打ち付けられる。


「あんたが切ったのはせいぜい紅桜の管二、三本分だ」


立ち上がる前に、掴まれる首元。
そしてだんだんと圧迫されていく


「ぉ、か…だ…」

「辞世の句はあるかぃ?」



薄れる視界の中、見えたのは





「んなもん、“全財産坂田銀時に譲渡します”だろ」




______鬱陶しい銀色だ。

やり直そうか→←今度こそ



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睡魔 noa(プロフ) - 続き待ってますヾ(*´∀`*)ノ (2018年9月4日 20時) (レス) id: 4176890134 (このIDを非表示/違反報告)
八木楓(プロフ) - しゅき (2018年9月2日 21時) (レス) id: dbe5bf77f2 (このIDを非表示/違反報告)
神右宮月左京(プロフ) - あの、岡田以蔵ではなくて、岡田似蔵だと思います! えと、応援してます!!すっごく好きなんで!!頑張ってください!! (2018年9月2日 18時) (レス) id: 0ad6a2b0ae (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ菌@葵 - 異三郎ですよ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
gin(プロフ) - めっちゃ面白いです!続き気になります!更新頑張って下さいね! (2018年8月27日 11時) (レス) id: e17fc6e5e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピピミ | 作成日時:2018年8月24日 11時

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