あの、離婚危機です【青】

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り「俺Aにメイクしてもらうの初めてだ〜えへへへ」

『莉犬くん、動いたらずれちゃうから動かないで』


あとちょっと気持ち悪いよ莉犬くん。


さ「なあ、この寝癖みたいなの嫌なんだけど取っていい？」

『それパーマな』


そんなことあるかよというツッコミもそろそろ疲れてきたし。



こ「カラコンこれでいいかな？」

る「違いますころちゃん、こっちです」


ジ「なーくん、ネクタイしめてや」

な「いいよ〜？えっと、これはこうして…」



控えめに言ってかなりうるさい。

しかも私の専門はヘアセット。
メイクはちょっとかじっているくらいなので集中力を使う…



数十分後





『よし、できた』



こ「僕、いつもよりイケメン？」

る「はい、いつもの300倍イケメンです」

こ「それじゃいつも僕がイケメンじゃないみたいじゃん」


り「わ〜！！写真撮ろう写真
ツイートしちゃおうかな」

さ「莉犬、ツイートの文章俺が考えてやるよ

かわいくしてもらっためぅ
どう？俺かっこいい？？」

り「なんか気持ち悪い」


な「ジェルくんジェルくん、かっこいいね」

ジ「照れるわ〜なーくんもかっこええよ？」

な「えへへ〜」



六人分。やっとメイク完了しました…(疲労)



" 妹さん、本当にありがとうございました…助かりました…！！"


『い、いえ、全然大丈夫です！！私にできることがあればお手伝いしたかったので』


そして無事雑誌取材に送り出したのであった。



ー完ー

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