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プリチャン配信が終わった後の事だった。
その日はAとの約束があったのに。
約束の場所に行っても彼女は現れないし連絡も取れない、普通ならばこちらが怒るような事だけれどなぜだか不安が頭をよぎってどうしようもなく心配になる。
気がついたら走り出していて街中を探していた。
どこを探してもいない彼女とどんどん募っていく心配。
何かしただろうか、嫌われてしまっただろうか、それとも
それとも
1人で傷ついて泣いてはいないだろうか？
それが1番怖かった。1人で泣いている彼女を想像しただけで心が痛かったし抱きしめてあげたくなる。
街の外れにある海岸で彼女は1人座っていた。
「A…？」
顔を覗き込むと彼女は泣きもせず笑いもせずただ虚ろな顔をしていた。
「…さら」
「どうたんだい？心配したよ」
隣に座りすぐに抱きしめる
「私、さらの1番にはなれないんだね」
彼女は静かにそう呟いた。何故そう唐突に思ったのかは分からなかったが、さらの中で彼女は気がつけばとっくに1番の存在だったし何よりも優先したい存在だった。だから今もこうして探し回っていたのだ。
「Aよく聞いて欲しい。
僕は君の事が1人の女の子として本当に大事に思ってるし1番に好意を寄せているよ。
僕がずっと傍で守るから、だからずっと僕の隣にいてくれないか？」
そういい彼女の手を握ると彼女は涙を流してさらに抱きついた。
「私、さらがいなきゃだめになっちゃうよ？」
「君のことを最優先にするし君の事は絶対に大切にする」
ありがとう、彼女は耳元でそう呟く。
何故彼女は1人でこんなところにいたのか。
そんなことは分からなかった。
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ももんが＊＋(プロフ) - 阿呆代表の神さん» ありがとうございますー！！T_T頑張って更新しますのでお待ちください！ (2021年7月2日 11時) (
レス) id: ae4c9b06b9 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - 続き気になるのに更新停止中だｧ……文才ありすぎやて……凄い好き……お気に入り登録する…… (2021年6月12日 11時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが＊＋(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます！外し忘れていました！ (2020年11月28日 14時) (レス) id: ae4c9b06b9 (このIDを非表示/違反報告)
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