【文スト】最年少幹部さんと養子縁組なりました【太宰治】【東方project】 (ページ7)

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養子縁組＿陸ページ7

『ねーぇ、Aー？』

「何か用？私、今お腹痛いんですけど…ビオフェルミンある？えっと…どっちだっけ君…」

そう言ってため息を吐いたのは金髪に赤目、そして変わった羽？の様なものがついてる同い年ぐらいの女の子

『酷～い！でも嬉しい！お姉様に似てるって事だよね！やっぱり優しいね！Aは！』

「あー、妹の方か…。…久しぶり、妹ちゃん」

彼女は異能のお友達

異能の吸血鬼

破壊に長けてる怖～い子だけど優しくないわけじゃない

…で、ビオフェルミン何処だよ…

『ふふふっ！此処は異能の空間だよ！Aの精神が本能的に危険と判断して、私を使ったの！私と一体化もしたの！』

「マジですか…じゃあ中原さん…ハッ！ヤバいヤバい！もしかして妹ちゃん殺しちゃいました！？一体化って事は妹ちゃん私を乗っ取ったんでしょう！？ヤバしヤバし！」

ヤベー殺されるぅ！！！

私がアワアワしてると妹ちゃんはニコニコ笑顔を浮かべてる

もしか、もしか、もしかして…

本当にヤっちゃった！？

私は全身の血が抜ける様な感覚におちいった

『えへへ。Aが思う様な結果になれば良かったのに…途中で無効化されちゃったの…酷～い』

「安心しました！妹ちゃん勘違いさせないで下さい！切実に！でも妹ちゃん大丈夫ですか？結局血、飲めなかったんでしょう？」

妹ちゃんが出るときは妹ちゃんの血が足りてない時だ。

普通は妹ちゃんは出さない。

…だって妹ちゃん出すと私が殺人鬼に！！！

『やっぱりAと居ると楽しい！でももうおしまい！彼奴が来た！またねA！』

いや、あいつって…？

そう思って居ると、妹ちゃんが消えて、私は夢の中から追い出された

_____

「うわ、ふわふわしてる…気持ちいい…」

「！起きたかい？」

目を開けるとお父さん…もとい、太宰さんが読書をやめてこっちを見た

あのままぶっ倒れたのか…

もしかして、

「太宰さん、無効化したんですか？」

「そうだよ！間に合って良かった」

「そうですか」

太宰さん、異能力あるのか

まあ取り敢えず中原さんに謝らないと…