養子縁組_弐拾玖 ページ31
「ねえねえ。浜原さんお友達だったからお情け掛けてあげる!特別だよー。」
「な、何を…」
私は浜原さんの座る椅子の前にしゃがみこむ。
「ふう…よし、いっくよー!異能力、月まで届け、不死の煙ー!」
そう云って私は浜原さんに不死身になる異能をかける。
殺されても何しても、老ける事も無く、若返る事も無く、只々再生し続ける不死身になった浜原さん。
掛かってすぐ、彼女に有った無数の傷が消えていく。
「あ_ありがとう!Aちゃん!」
「うんにゃ!別にこれっぽっち如何ってことよ!
でもねえ、拷問は拷問だよ、浜原さん。
_____さあ拷問開始だよ!覚悟してね、喜ぶ暇は無いよ!」
其れを聞くとさあっと血の気が引いて行く浜原さん。
其れを見ると何と云うか物凄い優越感に浸れる。
「では始め!始めはねー、コレ!ジャーン!ペンチー!」
「いやぁ!な、何するの!?」
「何って…切るんだよ。浜原さんの指という指を。だいじょーぶ!簡単には死なせないから…ね!」
「い…厭ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やめて!!ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
私は浜原さんの指を一本一本、付け根から丁寧にねじ切る。
何だろう…
この感覚…
凄くすごく…
気 持 ち い い !
浜原さんは情報を中々吐いてくれない。
寶私は拷問する。
浜原さんの指を、
切って、切って、ねじ切って。
無くなったら新しく生えるまで腕を切る。
切りすぎて切るものが無くなったら、切ったもの_______
___浜原さんの一部だったものたちでオブジェを作る。
今は浜原さんの腕と足と皮膚で作り上げた渾身の「はまいす」に座っている。
「ぐ…が…がはっ!!」
「ねえねえ浜原さぁん。そろそろ吐いちゃって欲しいンだけど…もう始めて六時間!!そう!もう夜の十時だよ!」
はまいすに座り乍尋ねる。
「寶…知らな__」
「それもう飽きたから。吐いて?ね?」
そうして又、彼女の体を切る。
私は悪く無い。
そうでしょう?
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名無し51518号(プロフ) - 2番でお願いします!(>人<;) (2017年10月11日 22時) (レス) id: 1b779db6bf (このIDを非表示/違反報告)
留羽謝(ルーシェ)(プロフ) - 私も2でお願いします (2017年9月17日 1時) (レス) id: c408aec3db (このIDを非表示/違反報告)
えっちゃん@オルタ(プロフ) - ネイラさん» 分かりました~。投票ありがとうございます! (2017年9月12日 20時) (レス) id: 06197db1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ネイラ - 私は2番がいいです! (2017年9月10日 18時) (レス) id: fe4d300d0c (このIDを非表示/違反報告)
えっちゃん@オルタ(プロフ) - うらっしーさん» 了解しました。投票ありがとうございます! (2017年9月9日 0時) (レス) id: 06197db1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BB | 作成日時:2016年12月9日 21時