気になること ページ43
side うらた
『では、私はお昼を作ってきます！天月さん、キッチンお借りしますね？』
そう言ってAは部屋から出ていった
その後すぐに、まふとそらるさんが彼女のことを追いかけていった
あらかた手伝いにでも行ったんだろ
そこら辺の見当は大体ついている
んで、今ここにいるのは俺、天月、坂田の3人
特に話すこともなく、それぞれスマホをいじっていた
俺はちらっと天月のことを見た
天月にはちょっと聞きたいことがあったからだ
天月は、にこにこしながらスマホ画面を見ていた
(今ならちょうどいいか？いやでも……まぁ、坂田いるけどいいか)
迷った結果、俺は気になることを聞くことにした
うら「なぁ、天月」
あま「ん？どしたの、うらたさん？」
俺がそう言うと、天月はスマホ画面から目を離して俺の方を見た
うら「Aのこと、どう思ってる？」
あま さか「えぇっ！？！？」
(いや、天月が反応するのはまぁわかるけど、なんで坂田まで反応すんだよｗ)
俺はそんなことを思ったが、あえて口には出さずに代わりに「どうなんだよ」と天月の言葉を促した
あま「ど、どうって言われても……」
さか「せやでうらさん！いきなりそんなん聞かれても…」
うら「坂田は黙ってて」
らしくもなく坂田にあたってしまった
珍しい俺のガチトーンに、坂田は少し驚いた様子だったが、これだけはちゃんとはっきりしたかった
少しの間沈黙が流れたが、やがて天月が静かに口を開いた
あま「僕は……Aちゃんのこと、好きだよ」
うら「それは異性として？それとも友達として？」
あま「…………まだ、わかんない」
うら「…そっか」
そしてまた、俺たちの間に沈黙が訪れる
うら「じゃあさ──」
俺は、自分で沈黙を破ることにした
うら「俺がAもらっていい？」
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桃菜 -ﾓﾓﾅ-(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！たくさん更新できるように頑張ります！これからもよろしくお願いします！*_ _) (2019年3月10日 23時) (
レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2019年2月18日 5時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃菜 | 作成日時：2019年1月20日 22時
