転生少女は異世界を楽しむ【NEW！】 (ページ10)

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私達が移動したときには、オーガがゴブタの腹を切っていた

周りにはリムルの配下たちが倒れている

リムルをちらっと見ると、固まっていた

リムル、ちょっと動揺してる……？

リムル「………なんだ？お前ら」

『落ち着きな、みんな生きてる。大丈夫だよ』

リムル「……すまん、ありがとう」

ゴブタ「ぎゃあああぁぁぁぁぁ」

そんな会話をしているとゴブタが転がってきた

いたそ〜……

そう思っているとリムルがこう……ﾊﾞｼｬｧｧｯって回復薬をぶっかけた

リムル「落ち着け、傷は浅い」

ゴブタ「り、リムル様！

………と、誰すか？

あ、回復薬っすか！？助かったっす！！

で、この美人なおねーさんは誰すか！？！？」

美人なおねーさん…苦笑

リムル「俺の友達だ」

『えっと……リムルの友達のA・ホリエットです。よろしくね？』

私が手を差し出すと、ゴブタは手を握って立ち上がった

ゴブタ「お友達っすか！？よろしくっす！」

リムル「状況を説明してくれリグル。警備隊に何があった？」

リグル「倒れている者たちは無事です。魔法により眠らされているだけですから

面目ありません、強力な妖気(オーラ)を感じ警戒していたのですが、まさかオーガに出くわすとは思わず」

リムル「オーガ？」

まあ確かに前世のゲームやら映画やらとは違うかな…

すると上空から金属がぶつかる音が聞こえてきた

それにつられて空を見るとランガと二人のオーガが戦っていた

リムル「ランガ！」

主の呼びかけに気づいたランガは戦闘を中断し、リムルの方へ向かった

ランガ「主よ！申し訳ありません、我がいながらこのような……！」

ハク「私ならこのような失態は犯しません。ならば私のほうが従者として……

『やめろやめろ、張り合うな……

そうだな、ハクは私をよく助けてくれるよ』

はい！もちろんです、A様！」

こいつこんなんだったっけ……やめろと言った瞬間なんかｼｭﾝｯてなってたから褒めたら一気にごきげんになったし……