転生少女は異世界を楽しむ【NEW！】 (ページ16)

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次の日、私はスライム姿のリムルを抱え、赤鬼を前にして座っていた

リムル「……決めたのか？」

赤「オーガの一族は戦闘種族だ

人に仕え戦場を駆けることに抵抗はない

主が強者ならなおのこと喜んで仕えよう

昨夜の申し出、承りました。

我らオーガ一同、貴方様方の配下に加わらせて頂きます」

本当なら今すぐにでも敵を討ちたいだろうに……

私達にできるのは、その決断を悔いのないものにしてあげるだけか

リムル「わかった、オーガ達をここへ呼べ」

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リムル「全員に俺達の配下となった証(名)をやろう」

その言葉に桃色の子は声を上げる

桃「お、お待ち下さい

名付けとは本来大変な危険を伴うもの、それこそ高位の……」
　

リムル「いいからいいから、大丈夫だって」

そう言うリムルだが、桃色の子は渋る

『……それとも、私達に名前を付けられるのは嫌かな？』

桃「そういうことでは……」

赤「異論などない」

桃「お兄様！」

赤「ありがたく頂戴する」

リムル「じゃあ始めよう

実は最初に見たときから閃いていたんだ

じゃあ…若様は紅丸な

で、妹さんは朱菜

っで黒鬼は黒兵衛────」

と名付けたところで、リムルが溶けた

……え？

ベニマル「リムル様！」

と、とりあえずみんなに説明と、残りの子に名付けを……

『だ、大丈夫。スリープモードになっただけだよ。

じゃあ残りにも名前つけようか

じゃあ、おじいちゃんは白老

紫の子は紫苑

青い子は蒼影ね』

するとごっそりと魔素が削られるのがわかった

でも眠るほどではなかったな

半分くらい？

『えっと、じゃあリムルの世話……

シュナ「はい！私がします！」

シオン「いいえシュナ様！私がやります！」

…ふ、二人にお願いしようかな………』

二人にあんなキラキラした目で見られたら断れないよ……

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『そういえば、私の魔素ってどのくらいあるの？』

《解。個体名A・ホリエットの魔素量は個体名リムル・テンペストの魔素量の約2倍です》

へぇ〜なんで？

《解。聖霊は聖魔素というものがあると言いました。

それは聖素と魔素の混合種のこといいます。

また、聖素は外に放出する際、魔素として扱えます。

そのため、通常の魔物の2倍程になります。聖魔素量ならリムル・テンペストと同等です》

はー………なるほどね！