転生少女は異世界を楽しむ【NEW！】 (ページ11)

今日:20 hit、昨日:128 hit、合計:6,538 hit

9 ページ11

私達がそんな話をしている時、物語は進んでいた

リムル「おい、お前ら！事情は知らんがウチのヤツ等が失礼したな、話し合いに応じる気はあるか！？」

そう呼びかけると、桃色のオーガが赤色のオーガに話しかけた

桃「お兄様、あの者の仮面…」

赤「正体を現せ、邪悪な魔人共め」

え、私も？

リムル「お、おいおい、ちょっと待て！俺がなんだって！？」

赤「魔物を使役するなど普通の人間にできる芸当ではあるまい

見た目を偽り妖気(オーラ)を抑えているようだが甘いな、オーガの巫女姫の目は誤魔化せん」

え、ならなおさらなんで私も……

赤「ふん、答えを聞くまでもない

貴様等の正体はすべて貴様のその仮面が物語っている

貴様についているのならそこの女も貴様の仲間なのだろう！」

えぇ……ゴリ押し過ぎるでしょ、冷静じゃないとはいえ……

リムル「待ってくれ、何か勘違いしてないか？これはある女(ひと)の形見で…」

赤「同胞の無念、その億分の一でも貴様等の首で贖ってもらおう」

あちゃぁ

リムル「……ランガ、魔法を使うのはどいつだ？」

ランガ「はッ、巫女姫と呼ばれた桃髪の女です」

リムル「では彼女の牽制を頼む、残りは俺がやる」

ランガ「それではリムル様が5人を相手取ることに……」

『流石に私も危なそうだったら援護するよ〜

リムル、私はリムルの配下達を守ってるね』

リムル「ああ、ありがとうA

だから大丈夫だ

負ける気がしない」

おーかっけー

今のうちに……

『ハク、そこらへんで寝てるリムルの配下達を集めて』

ハク「はッ」

そう命じるとハクはすぐに集めてきた

赤「…真勇か蛮勇か

その度胸に敬意を払い、挑発に乗ってやろう」

よし、全員集まったかな

赤「後悔するなよ」

大賢者、【守護者(マモルモノ)】発動！

《了。ユニークスキル【守護者(マモルモノ)】を発動。【防御結界】を作成します》

その声が頭の中で響くと、リムルの配下達を守るように結界が貼られた

これで安心だね！