転生少女は異世界を楽しむ2 (ページ9)

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私達が帰宅したその翌日

私達はドワルゴンヘ向かっていた

今回の旅には漫画と同じメンバーに加えて、私、龍車を引いてもらうハク、そして……

メキア「A様！！旅行楽しみですね！」

なぜかメキアがついてきた

ちなみに私とハク、メキアの龍車はリムルたちとは別になっている

ハクは

ハク「しばらく一緒にいれなかったので！！我もお供します！！！」

と押し切られ

メキアは

メキア「ハクとA様が旅行！？！？

ズルイ、ズルイです！

俺も一緒に行きます！！」

と押し切られた

どっかのシオンみたいに……

そういえば、メキアはシオンと同じ武士(もののふ)…まあ秘書兼護衛だ

なぜかって？

メキアが秘書をやりたいと強い希望があったからだよ

私もよく知らんが、秘書以外を勧めても頑なに秘書がいいと言っていたので諦めた

まあいいんだけどね

こう見えてメキアは礼儀正しいし、シュナと同じくマナー面で頼りになると思う

『ん？

カリュブディス、カオスボルテックス戦でボロボロになった道がもうこんなにきれいに……』

メキア「グフッ………そ、………そうですね………」

『あっすまんメキア！！』

メキア「いえ……」

今のは軽率だったな………

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リムルがゲルドたちにビールをあげ、出発から4日目……

「開門ー！」

ドルフ「ようこそお出で下さいました

我が王ガゼル・ドワルゴが王宮にてお待ちです」

シュナ「こちらジュラ・テンペスト連邦国国主、リムル・テンペスト陛下にあらせられます」

メキア「同じく、こちらA・ホリエット陛下にあらせられます。どうぞガゼル王へのお取り次ぎを……」

「ではこちらへ」

王宮へ着いてからも、誰かとなにか話すときはシュナとメキアが代わりに話してくれた

私はただニコニコしていただけだ(多分リムルも)

正直、頭が真っ白で何も覚えていない

到着し、リムルがディスられたあと、高出力の魔法兵器についてを聞かれた

まああれはミリムのおかげだったので、嘘偽りなく、正直に話す

ガゼル「ふむ……それにしても土産にもらったこの酒は美味いな」

『お、さすがはガゼル。お目が高い』

と、シュナとメキアに目線を送る

『りんごで作った蒸留酒なの、果実類を輸入できる目処がたったんだ』

「ほう？」

メキア「お二人もぜひどうぞ」

「ああ、これはどうも……」