転生少女は異世界を楽しむ2 (ページ28)

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………話を聞き終わり、仮定が立ったあと

私とリムルは外に出て池を眺めていた

すると後ろからルシアとディアブロが声をかけた

ディアブロ「何か思い悩んでおいでならぜひとも私達に相談を」

ルシア「ええ、是非とも」

『問題が重なりすぎてね、どれも後回しにできないんだ』

ルシア「なるほど、では俺達が1方面を受け持ちます。是非ご命令を」

『わかった、明日の会議で方針を決めるから、お前達も参加するといい』

《告。西方聖教会については心配無用かと。

すでに聖魔霊王石の解析が終了しています。これを解放すれば西側諸国への牽制効果が十分に見込めます》

そうか……

気づけばもう2年

でも長いようでとても短かった

ね、ミルア

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『さて、諸君。今後のことを語る前に言っておきたいことがある』

リムル「俺達は名実ともに魔王になることにした」

するとシュナとシオンが顔を合わせる

シオン「もうなってますよね？」

『あ、いや。真なる魔王にはなったんだけど、十大魔王に名乗りはまだ上げてないでしょ？』

ベニマル「理由を伺っても？」

リムル「ちょっと喧嘩を売りたい相手がいてな

魔王クレイマン。奴は連合軍の襲撃の際ミュウランを操り被害の拡大を目論んだ

そのうえミリムを使い友好国ユーラザニアを滅亡させている

何が目的で暗躍しているのか知らないが、こいつを許すことはできない。ここから先翻弄されてやるつもりもない

俺は魔王クレイマンを叩く。異論はあるか？」

『…私は、リムル(友達)と一緒に行動するまで』

ベニマル「ありません」

リグルド「ございませんとも」

シュナ「御心のままに」

ゴブタ「やるっすよ！」

メキア「勿論です」

ハルナ「リムル様に従います」

カイジン「武具や防具の用意は任せてくれ」

クロベエ「んだ」

……嬉しいな。みんなが私達についてきてくれて

リムル「ソウエイ」

ソウエイ「は

速やかにクレイマンの情報を集めてまいります」

リムル「お、おう」

さすがソウエイ。仕事のできる男

それからなんやかんやあって、リムルと私は互いの盟友ヴェルドラとミルアを解放することになった

『今、出してあげるね、ミルア』

ミルアを解放してくれ、ラファエル

《了》