転生少女は異世界を楽しむ2 (ページ20)

今日:22 hit、昨日:40 hit、合計:40,076 hit

70 ページ20

会議が終わったあと、俺はハクロウ、ゴブタの元へ向かった

すると二人の様子を見ていた、手が血まみれのシュナが迎えてくれた

シュナ「リムル様！

お帰りだったのですね、よくご無事で……」

リムル「シュナもな

……！

ハクロウ…

ゴブタ……」

そこには思っていたよりも酷い怪我のゴブタとハクロウがいた

シュナ「襲撃者は空間属性のスキルを使う者だったらしく、治療しようにも傷口に直接働きかけることができないのです」

回復薬も効かないってことか……

大魔法、グラトニーはもう使えるか？

そう聞くと問題はないようで、すぐに影響を捕食してくれた

するとゴブタとハクロウはすぐに復活し、いつものやり取りをしていた

………Aと、シオンは…

リムル「…なぁベニマル

あいつらはどこだ？」

─────────────

ベニマルは俺の質問に答えなかった

ただ一言「付いてきてください」

とだけ言うと、怪我人がいる広場を通り過ぎ、その奥へと歩き出した

ベニマル「……ここです。A様がリムル様に伝言です。「後頼む、ごめん」………と」

シオン「……！リ、ムル様………う……っ」

そこには、泣いているシオン

ハク「A…様……なぜ…」

メキア「A様っ……俺は、貴女様を守ると誓ったのに……クソッ……」

ハク、メキア

そして知らない悪魔？がいた

その者たちが見ている先には

ボロボロのAが、眠っていた

……え？

…A……なのか？

ベニマル「本当なら、死傷者がたくさん出ていたんだ。

それを、A様が助けようと、まず重傷者の怪我を自分に移され

そのあと自身を生贄に、蘇生させて……」

そのあとベニマルが何か言っていた気がするが、俺の耳には届かなかった

リグルド「リムル様！！」

リムル「……すまん、しばらく一人にしてくれ」

その声に皆が離れていく

だが、シュナが後ろから抱きしめてくれ、その後

シュナ「いつでもお呼びください。すぐに参ります」

と言ってくれた

そのおかげで少しは冷静になれたと思う

《告。弱体化した魔物にとって、強すぎるオーラは圧力(プレッシャー)になります》

そうか、仮面は──

抗魔の仮面の解析は？

《完了しております。複製しますか？》

頼む

すると俺の手には仮面が出てきた

それを俺は顔につけた