【文スト】マスクは相棒、オフトゥンは嫁。

１５　マスクは相棒 ページ16

㏌ 家


う〜ん…どうしようｗ


探偵社にもマフィアにも狙われてるとなるとこっちも対策を練らなきゃだよね…


あ、とりま元の恰好に戻るか…


貴「異能力…完璧主義！！！」


洋服は勿体無いしそのままでいいよね…


にしても今日太宰さんにうずまきで話しかけられたよな…


あ、これってひっぐっちゃんの時みたいな感じ？


あははｗまっさか〜ｗ


…まさか


　バッ！


貴「う、嘘…」


カーディガンのポケットから出てきたのは盗聴器


それもGPS付きの…マズイ！


そう思った時にはもう遅かった


　ピンポーン…ピンポーン…


？「いるのは分かってるよ〜出ておいで〜」


この声は…太宰さん？


マズイな…逃げ道は…


太「あ！因みに君の家は探偵社が包囲しているから逃げようなんて思っちゃダメだよ」


クソッ！異能力で逃げても良いケド正直異能は知られたくない


絶対に面倒くさくなるからね…


どっちをとる…逃げるか…秘密を守り通すか…


決めた…


　ガチャッ


貴「GPSなんて…趣味悪いですね…太宰さん」


太「やっぱり君だったか…A君…」


そう太宰さんはうふふと笑う…うふふって笑えるのか…


貴「ええ、一応変装して外出したんですケド…下手でしたか？」


そう、これが気になって仕方がない…


太「いや、変装は完璧だったよ現に今君に会って初めて彼女と君が同一人物だと知った」


貴「…では何故僕にGPSを？」


そうだ、僕って気付かなかったなら何故…


太「いや〜君の声が聞こえてしまったのだよ！『黒〜い職場』とかね」


貴「…なるほど、納得ですまさか太宰さんに聞こえていたとは…失態です」


太「うふふ…とにかく君には社についてきてもらうよ」


そう言うと太宰さんはポンッと僕の肩に手を乗せた


おそらく異能力を発動させないためだろう


この世界に来るまでは思わなかったが相当面倒な異能力だと思う




そのまま僕は太宰さんに探偵社まで連行されていった






国「な！俺を置いていくな太宰ィィィ！！！」



国木田さんの声なんて聞こえない…キコエナイ…

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