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「北くーーーーーん！！ごめん！！避けてーー！！」
私のデカい声に振り向く天使。
驚いているのか目を見開いている
スピードを緩める様に努めているが信介くんまで完全に止まることは不可能だ。
彼に避けてもらうか誰かが私を受け止めるか。
一瞬、ぶつかって一緒に倒れこむ…なんてことも考えたがそれはあかん。怪我させてしまったらどう責任とるんや。
…結婚か…？
北「岡田さん、」
「わあああ…！！北くん！！！」
そんな事を考えていたら信介くんはもう目の前。
え、避けてない…？なんで…？
なんなら両手広げて…
え…夢…？
__トンッ、
私もスピードを緩めたが、意外と衝撃が少ない。
それはきっと衝撃が吸収される様な受け身を取った信介くんのお陰で
倒れ込まず、彼が私を支えた。
周りからは「信介男前やな！！(男)」とか「惚れてまうわ！！(男)」などと言う声が飛び交う
私の思った事を代弁してくれてありがとう皆さん。
いやまて、私は今それどころではない。
彼に抱きしめられてると言う状況は非常においしいが
「…き、北くん…」
恐る恐る顔を上げる。
カッと見開いた目と目が合った
「ヒッ…」
怒っている。完全におこている。
確かにこれは背筋凍るわ。ごめん宮ツインズ。忠告してくれたのに
「ご、ごめんなさい…怪我は…ありませんか…？」
北「岡田さん」
「は、はい」
北「廊下は走ったらあかんよ」
顔を顰める彼。
あぁ…怖いけど…怖いけどご馳走様です。
北「あのままやったら他の人にぶつかってたかもしれん。俺やったから良かったけど…」
「ご、ごめんな。北くん」
北「ええよ。次から気をつけや。次移動教室なんやろ？ちゃんと歩いて行くんやで」
言い方は冷たいが目は暖かい。
怖いって言われとるけど優しさ故のお叱りなんやなぁと実感する。
北「…岡田さん」
「ん？」
北「何で怒られてニヤニヤしとんねん…」
「えっ！？」
うわ！？やば。隠し切れてなかった。
いや隠すつもりもなかったな今は。
顔面ユルユルやったわ
北「反省しとらんみたいやな」
そう言いながらいたずらそうに笑う彼。
え、そんな顔もできるんですか天使。
「せやって怒った顔の北くんかわええんやもん」
あ、あかん本音出た。
おい私。顔面もユルユルやけど口もユルユルやないか
だが私は次の信介くんの言葉で死ぬことになる
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ピ(プロフ) - ｷｭﾝｷｭﾝてよりｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝして心臓破裂しそう (2020年11月9日 5時) (
レス) id: 200e605a50 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！！(*´∀`) (2020年8月28日 10時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - めっちゃおもしろいです！終始笑い転げてました。そして、アラン君ナイスツッコミ！主人公ちゃんとは、話が合いそうです！北さんと宮兄弟大好きです！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: f35e7e76f4 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ゆり。さん» ありがとうございます！！ぶっ飛んだ夢主書くの好きで…！(≧∀≦)これからも宜しくお願いします！ (2020年8月15日 16時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - かきくさん» 続編出てますので読んでください(*´∀｀*)！これからも応援よろしくお願いします！ (2020年8月15日 16時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年7月2日 22時
