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侑「お前アホやなぁ」
「ごもっともです」
侑「じゃ、俺部活行ってくるわ」
「侑…私を見捨てるのか…」
侑「カノジョ(バレー)が待っとるからな！」
そう言って笑顔で教室を飛び出た侑の背中を見送る
私はと言うと、現代文のプリント忘れ＋普段の行いのお陰で謎の補習プリントを先生から授かったのだ。
無論、これを終わらせなければ帰れま10。
「可哀想な私…まぁ仕方ない。やろ」
カリカリとシャープペンの擦れる音が響く。
校庭から生徒の声が、グラウンドからは運動部の声が聞こえる。
早く終わらせて帰ろう。そう思いプリントと睨めっこするが全くわからない。
ﾌﾞﾌﾞ､
私のスマホが机の上で揺れた
人間の集中力は持って15分と言われているが
私の場合、5分である。
スマホを滑らせ確認するとTwitterの通知だった。
そう言えば補習前にツイートしてたな、と思い見ると
何とも懐かしい人からの返信だった。
及川徹『相変わらずだね…』
及川徹とは、私の中学の先輩で家も近所だった。
故に幼馴染み。よく面倒を見てもらっていたのだ。
いつも及川くんと呼んでいたあの頃が懐かしくて少しにやけた。
A『及川くん久しぶり！そして助けて』
及川徹『うわぁこの感じ懐かしいね。元気だった？』
A『うんもうバリバリ元気だよ。そして助けて』
及川徹『追い込まれてるね。どれが分からないの？』
A『全部…』
なんてやり取りをしていると今度は長いバイブがスマホを揺らした
画面を見ると及川くんからの着信だった。
「もしもし！」
及川「もしもし？何、分かんないの？」
「わかりません！」
及川「潔くてよろしい！
「もしかして、教えてくれる為に電話を…！？」
及川「かわいい幼馴染みの為だからね〜」
「好きすぎる…及川くん結婚しよう」
『やめといた方いいぞ』
「む、その声は…！」
岩泉「よお、久しぶりだな」
「岩ちゃん！！！」
岩ちゃんこと、岩泉一。
この人も及川くんと同じ先輩であり幼馴染み。
今でも2人は仲良しなんだなぁ。
「2人とも仲良しだね。一緒にいるの？」
岩泉「勘弁してくれ。今日は及川ん家に他にもう2人来てる」
「友達？いいなー楽しそう」
及川「ちょ、岩ちゃん代わって！」
岩泉「こいつに悪影響だろ」
及川「酷いな！？」
2人の声を聴くと楽しくて昔の記憶が蘇る。
…あれは2年前。
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
