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岩泉「はぁ！？兵庫！？」
及川「え、マジなの？」
「うん、マジ」
私がお父さんの仕事の都合で兵庫県に引っ越す事になったのを2人に伝えるとものすごく驚いていた。
2人は本当に良くしてくれたし、仲も良かったので離れる事に少し抵抗があった。
何ならここに1人で残ろうかと思っていたくらいだ。
及川「うちにおいでよ。うちで面倒みてあげるよ」
「うーん、嬉しい。嬉しいけど拭えない捨て犬感。」
岩泉「流石に残る事に親は反対したか…」
「そうだねぇ…。猛反対だったねぇ…」
及川「なんで？もう高校生じゃん。大丈夫そうじゃ」
岩泉「ないだろ。こいつは」
及川「無いね」
「え、急にディスるのやめてもらえる？」
______＿
引っ越す前には一緒にテーマパークにも行ったなぁ。
及川くん、当時の彼女と鉢合わせて彼女が勘違いして思いっきり顔面平手打ち喰らってたな。懐かしい。
当時の記憶がスラスラと蘇るから話が尽きない。
電話越しで2人の友達の花巻くん、松川くんとも話したくらいにして。
暫くして「世は満足じゃ。」と電話を切り、さて帰ろうと立ち上がると、信じられないものが目に入る。
真っ白な答案用紙。
びっくりした。目ん玉飛び出るかと思った。
いやもう飛び出とる。こんなはずじゃなかった。
すっかり思ひ出に浸かりすぎて忘れていた。
日が落ちてきて、少し薄暗い教室に焦りを感じ、もう一回電話しようとスマホを触るも、真っ暗な画面で反応がない。
電源ボタンを長押しすると、充電が無いというマーク表示。このタイミングでスマホが使えないというハプニングが発生。
「…終わった」
踏んだり蹴ったりである。
もう諦めよう。
適当に答えを埋めよう。
そして怒られよう。
一度深呼吸をして答案用紙と向き合う
その瞬間、教室のドアがガラリと開いた。
侑「お前、まだおったんか…」
歓喜。救世主のおでましだ。
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
