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「…はぁ」
角名「Aって本当押しに弱いよね」
日曜日。
私はとある所に来ていました。
侑「(後で覚えておけよと言う顔)」
治「(同じく)」
「双子からの視線が痛いです」
遡る事三日前___
モブ「なぁ夢乃さんお願い〜！」
「いやいや、私が言っても多分無駄だと…」
モブ2「夢乃さんしかおらんもん！一回だけやから！」
「で、でも…」
私は1組女子と同じ組の女子にしつこくお願いされていた。
そしてその内容が、
モブ『宮ツインズとお出かけしたい！！』
というもの。
ずっと断っているのに毎日言ってくるのでそろそろノイローゼになりそう。
ただ今回は違った。
モブ「ほんま…っ…一生のお願いやねん…っ」
「…ぐぅっ…」
泣かれたら敵わんだろ(涙に弱い)
というか最近泣かれてばっかだなおい。
本当に一生のお願いかどうかは怪しいが、仕方なく引き受けることにした。
…本人達には当日まで内緒で。
そして今に至るのである。
角名「ちゃんと言っとけば2人もあんな般若みたいな顔しなかったと思うけど」
「ごもっともです」
モブ「侑くん！見て！アザラシや！」
侑「お〜アザラシやなぁ」
侑は持ち前の作り笑顔で頑張ってくれてる…
モブ2「治くん、でっかいカニおるで！」
治「ほんまや。うまそう」
治くんやめなさい。
遊園地か水族館で迷ったが
個人的に水族館の方が早く帰れるような気がしたので水族館にさせてもらった。
とりあえず、モブ2人に満足して帰ってもらえればそれでよし。
双子と角名の機嫌直しはその後考えよう。
角名「手、繋ぐ？」
「…え？」
私の隣を歩く角名から耳を疑うような提案。
思わず二度見すると、「あの2人に怪しまれない方がいいんじゃないの？」と言われる。
そうだった。私は角名の彼女という設定だった。
「そうだね」と手を握る。
この間も思ったけど、角名の手は大きくて意外にもゴツイ。
角名「あ、Aみたいな魚いる」
「え、どれどれ？クマノミとか？」
角名「あれ」
「いや可愛くなっ！！！」
モブ2「ちょっと角名くん、夢乃さんカノジョなんやから〜傷付くやろ〜？」
角名「あ、ハイ」
「ブフwww」
角名「(Aの手を強く握る)」
「イデデデデデちょっとすなりん痛いなぁ〜？」
角名「大丈夫？靴擦れ？少し休もうか？」
モブ「きゃ♡角名くん紳士やな！」
角名「ほらあそこにベンチあるから」
「おい自覚あんだろ。手だよ手」
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
