24 侑視点 ページ24
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4人用のテーブル席に座り、メニューを眺めているが
角名とAの恋人設定は存続のようで、席順は俺とサムが隣で向かいにAと角名が座っている。
「私これにしようかな」
角名「俺トロピカル」
「え、それと迷ってた。一口もらっていい？」
角名「…」
「嫌そうな顔すんなヨ」
侑「…」
治「なんやツム。チベットスナギツネみたいな顔しとるで」
え、何か近ない？
いや、あいつは元々あれくらいの距離やけど。
フリやなくてほんまモンのカップルに見えてきた…
治「せやけど角名とAちゃん、めっちゃ仲ええよな。」
角名「こいつの席と隣になったらもう最後だよ」
「失礼だな」
とか何とか言うて、角名も満更じゃなさそうやないか。
そう思いながら3人の会話を聞いていると、サムが「ならツムもやな」と笑う
突然出てきた俺の名前。
「な、何がや！」と食い気味に答えるとAは口を開いた
「あー、侑は違うよ」
ズシリ、と頭に重りが乗っかったような衝撃。
何やねんそれ…俺は角名と比べる程でもないっちゅーことか…
まぁ一年一緒に居ったやつと、最近クラス一緒になったやつとじゃ違いがあってもしゃーないか…
「侑とはこの間将来を共にする約束したし」
「しとらんやろ」
思いがけないボケに思わずツッコむ。
「いやぁ、やっぱ侑のツッコミいいねぇ」
「俺どっちかっちゅーとボケ専なんやけど」
「どの口が言ってんの」
あー、これこれ。と笑うA。
「侑とはさ、まだ半年も一緒に居ないけど、もうずっと一緒にいるみたいなんだよね」
治「まぁなんか、阿吽の呼吸みたいなとこあるよな」
「そうそう。しかもさ、面白い事言ってもいい？」
角名「何？」
「侑とパフェも飲み物も被ってるってさ、もう結婚しろって事だよね？」
いひひ、とイタズラな笑顔でAは俺にそう言う。
確かに俺とAの注文は丸被りだ。
そう言われた途端にモヤモヤが晴れていく。
「やっぱそうなんやな！！するか！」
「ごめん無理」
「お前ほんまムカつく」
モヤモヤは晴れたが、最近こうゆうことがよくある気がして自分の気持ちを疑う。
けどきっと、Aの中で一番の男友達になりたいから故のモヤモヤだったんだろうと解釈した。
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
