私のスカート返せください【鬼滅の刃】

スカート３ ページ7

『よし、むいくん。戦闘準備』

無「OK」
私は今、保健室のドアの目の前にいる。
むいくんが私をお姫様抱っこしてくれている。
普通おんぶじゃない？って言ったんだけど、前にいる方が安心するし、後ろにいると取られちゃうそうなので、お姫様抱っこで我慢してます。

『それでは…戦闘開始っ！！！』ﾊﾞﾝｯ
無「もう追いかけてきてるじゃん。」ﾊﾞﾋﾞｭﾝ

いや、むいくん速すぎな？
ﾊﾞﾋﾞｭﾝって効果音ついてる時点でやばいからね？
うん。本当に人間？

善「Aちゃんのスカートは俺がもらうっ！！！それとAちゃん本体ももらうぅぅぅうううう！！！」
『善逸っ！？速すぎない！？化けもんじゃん！！』

凄い勢いで善逸が息も切らさずに隣に並んできた。

無「残念だけど、お前には渡さない。」
善「はぁっ！？何言ってんだよこの野郎っ！！！中等部だろうがっ！！てかお前女の子に見えるんだよ！！髪切れやっ！！へぶっ！？！？」ﾊﾞﾝｯ
『えぇっ！？善逸！？止まってむいくんっ！』

善逸がいきなり倒れた。どういうことかわからないけど、急すぎる。何があったの？
私は、気配に気付いた。だが、気付いてはいけないものと思い、目を逸らした。

校長「ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝええっと、みんなに言い忘れたことがある。それは、そう簡単には捕まえられないということだよ。確かに、関係なく奪い合えとは言ったけど…鬼がいるんだよ。鬼ごっこをしながら、Aを奪い合う。どうだい？おもしろいだろう。ちなみに鬼は、鬼舞辻教頭、黒死牟教頭、童磨教論、猗窩座教論だよ。こいつらに触れられた者は、即負けとなり、体育館に行くんだよ。それでは、頑張ってね！」

いや、ふざけてんのか校長のやつ。
お館様って言われてるけど、ある意味この人サイコパスだよね。
じゃあ、この気配は…

「「「「Aぁぁぁだぁあ！！！！！」」」」

『あぁぁぁだぁあ！！！！いやっ！！！！むいくんっ、頑張れっ！ふぁいと♡』

無「よし、頑張る♡」

スカート４→←感謝感激善子のお話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す