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こんな機会もうないかもしれない！
いっぱい話そう。
キヨ「難しそうな本読むんだね。ハックルベリー・フィンの冒険？初めて聞くなぁ。」
A「トム・ソーヤの冒険って知ってますか？」
キヨ「うん！うん！聞いたことある！」
A「トム・ソーヤの親友フィンによって語られる、方言または、口語体で書かれた最初の小説の一つらしいです。」
キヨ「詳しいね！！かっこいいなぁ！」
A「そ、そんなことないですよっ！」
照れてる。本当に可愛い。
キヨ「毎日ここに来てるの？」
A「はい。ほぼ毎日来てます。」
キヨ「えら！！」
A「そんなこと、ないですよ…えへへ。」
えへへって。えへへって！！！可愛すぎるだろ！！！！
A「えと、お兄さんは普段図書館とか来るんですか？」
お兄さん………鼻血でそう。
キヨ「えっ、えっとねぇ普段はねぇ来ないかなぁ。」
やばい。動揺して気持ち悪さが増してる。
キヨ「大学の課題でレポートを提出しなくちゃいけなくて、読んだ本をまとめなきゃいけないんだよね。」
A「んと、読書感想文みたいなものですか？」
キヨ「そうそう！それでなんか本ないかなぁって思って。」
A「本は見つかりましたか？」
キヨ「それが、ちょっと色々あって探せてないんだよね。」
君に一目惚れして本探すどころじゃないんだよ。
A「そうなんですね。」
キヨ「そうだ！今度その本貸してよ！」
A「はい！もちろんです！多分、今日か明日中に読み終わるので、
明日も会えますか？」
どうしよう。嬉しい。
キヨ「う、うん！！！！もちろん！！じゃあ授業終わったら来るね。」
A「はい！待ってます！」
キヨ「じゃあさ、名前、聞いてもいい？」
A「渡良瀬Aです。」
キヨ「Aちゃんね。俺は清川拓也。キヨって呼んで。」
A「キヨさん。よろしくお願いします。」
見るだけで幸せだと思ってた一目惚れした女の子。
だけどこんなにも近づくことができたんだ。
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どぅ(プロフ) - ほのっぺさん» ほのっぺさんありがとうございます！！頑張ります(o^^o) (2018年5月18日 5時) (
レス) id: 7467d388e9 (このIDを非表示/違反報告)
ほのっぺ(プロフ) - 新作うれしいです！頑張ってください！ (2018年5月18日 1時) (レス) id: a59da2469f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どぅ | 作成日時：2018年5月17日 7時
