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4. 訪問者 ページ4

軽く夕飯を済ませてソファーでくつろいでいると、ようやく2人が到着したと連絡が来た。
インターホンが鳴ったので玄関へ出迎えに行った。


宮「おつかれ!ガヤさん!」

玉「おじゃましまぷ〜」


元気な2人を迎え入れると、家がパッと明るくなった気がする。
でもなんだかドキドキするな。

北山が玄関まで来ていない事を確認した2人は、俺にコソッと耳打ちをしてきた。


宮「ホントにごめんね、折角の休みに邪魔しちゃって」

玉「ね、ねえ、俺ら本当に来てよかったの?ミツ拗ねてない?」


電話口で俺らの会話を聞いたもんだから、北山の機嫌が悪いと思ってるみたい。
もう、北山があんなにごねるから・・・。


藤「あぁ、大丈夫。電話してた時はゲームやってる途中だったから、最初渋ってただけなんだよ。」

宮「ホント?今、キタミツどんな感じ?」

藤「普通だよ、何も怒ったりしてないから。早く上がって」








居間に案内すると、2人はソファに座る北山の元に。
2人の顔を見た北山はなんだかんだ嬉しそうだった。


宮「キタミツ、ガヤさん、これ食べて!今日サービスエリアで美味しそうなの見つけたから、お土産!」

北「お土産?・・・ってえ、これ渡しに来ただけ?」


箱の中を見てみると、フルーツがたくさん乗ったお洒落なスイーツが。


宮「そうそう、今日玉とドライブデートしたからさ!ラブのおすそ分け!」

玉「デートじゃねーし、ラブじゃねーし・・・あ、お土産は俺じゃなくて宮田が勝手に言い出したんだけどね!」

宮「これ一応生モノだし早めに渡したくてさ〜。それで電話したんだ、ごめんね!急で!」

玉「俺は邪魔しない方がいいんじゃないか、って宮田にちゃんと言ったけどね!」


なんだ、この掛け合いは。
相当北山に気を遣ってるんだな。


北「ふはっ、なんだよ2人して。変なの。」


いや、2人が気を遣ってるのは北山が原因なんだけど・・・。
あ、俺のミスでもあるか。
本当に申し訳ないな・・・。

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設定タグ:藤北 , 宮玉 , BL   
作品ジャンル:ラブコメ
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momomo055(プロフ) - ゆりさん» わお!ありがとうございます!他の方にもシリーズ化希望のコメント頂いていたので・・・嬉しき( *´艸`) (2018年9月25日 20時) (レス) id: 3bb2616e3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - このシリーズ大好きです!!!シリーズ化されてめっちゃくちゃ嬉しいです(*´・ω-)bありがとうございますm(_ _)m (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5e7d55f102 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももとも | 作成日時:2018年9月25日 2時

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