検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:77,088 hit

2 ページ2

北「・・・ちょっちょっちょ!痛い!奥!奥すぎる!」

藤「ん?・・・あぁ、ごめんごめん!」





しまった、耳かき中だった。


藤「ごめん考え事してた。もう綺麗になったから」

北「もぉ〜怖えぇよ、ビビったわ・・・」


なんてぶつくさ言いながら、膝の上に我が物顔で寝転ぶ北山。
耳掃除も終わったのに全くどいてくれようとしない。
そろそろトイレ行きたいんだけどな。


北「暇〜。なぁ、ゲームしない?」

藤「は?北山ゲームしないじゃん!」

北「うん、だからやり方教えて?」


そう言って大きな目をキラキラさせて俺を見つめる。
いつもゲームしてる俺の横で「何が楽しいんだよ、それ」なんて言ってたのに。
なんだよ、俺とやりたかったのかよ。


藤「ゲーム教えてやってもいいけど、交換条件がある。」

北「なに?」

藤「今日、一緒に風呂入らない?」


風呂なんか一緒に入ったことないけど、雰囲気に乗じて言ってみた。
どうせ恥ずかしがり屋の北山の事だから嫌がるかと思ったら・・・


北「んー・・・藤ヶ谷がいいならいいけど。」


おいおい、受け入れちゃったよ・・・。
どうしちゃったの?

そういや、玉と宮田に関係がバレて以来、あの意地っ張りな北山がかなり素直になった。
些細な喧嘩も減ってきたし。

あの日、玉が北山をホテルや家に連れて帰っていたなら、こんな事はなかったかもな。
いわゆるキューピットってやつ?

3→←1. いつもの俺ら



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (211 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
362人がお気に入り
設定タグ:藤北 , 宮玉 , BL   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

momomo055(プロフ) - ゆりさん» わお!ありがとうございます!他の方にもシリーズ化希望のコメント頂いていたので・・・嬉しき( *´艸`) (2018年9月25日 20時) (レス) id: 3bb2616e3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - このシリーズ大好きです!!!シリーズ化されてめっちゃくちゃ嬉しいです(*´・ω-)bありがとうございますm(_ _)m (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5e7d55f102 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももとも | 作成日時:2018年9月25日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。