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北「・・・ちょっちょっちょ!痛い!奥!奥すぎる!」
藤「ん?・・・あぁ、ごめんごめん!」
しまった、耳かき中だった。
藤「ごめん考え事してた。もう綺麗になったから」
北「もぉ〜怖えぇよ、ビビったわ・・・」
なんてぶつくさ言いながら、膝の上に我が物顔で寝転ぶ北山。
耳掃除も終わったのに全くどいてくれようとしない。
そろそろトイレ行きたいんだけどな。
北「暇〜。なぁ、ゲームしない?」
藤「は?北山ゲームしないじゃん!」
北「うん、だからやり方教えて?」
そう言って大きな目をキラキラさせて俺を見つめる。
いつもゲームしてる俺の横で「何が楽しいんだよ、それ」なんて言ってたのに。
なんだよ、俺とやりたかったのかよ。
藤「ゲーム教えてやってもいいけど、交換条件がある。」
北「なに?」
藤「今日、一緒に風呂入らない?」
風呂なんか一緒に入ったことないけど、雰囲気に乗じて言ってみた。
どうせ恥ずかしがり屋の北山の事だから嫌がるかと思ったら・・・
北「んー・・・藤ヶ谷がいいならいいけど。」
おいおい、受け入れちゃったよ・・・。
どうしちゃったの?
そういや、玉と宮田に関係がバレて以来、あの意地っ張りな北山がかなり素直になった。
些細な喧嘩も減ってきたし。
あの日、玉が北山をホテルや家に連れて帰っていたなら、こんな事はなかったかもな。
いわゆるキューピットってやつ?
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momomo055(プロフ) - ゆりさん» わお!ありがとうございます!他の方にもシリーズ化希望のコメント頂いていたので・・・嬉しき( *´艸`) (2018年9月25日 20時) (レス) id: 3bb2616e3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - このシリーズ大好きです!!!シリーズ化されてめっちゃくちゃ嬉しいです(*´・ω-)bありがとうございますm(_ _)m (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5e7d55f102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももとも | 作成日時:2018年9月25日 2時