N.7 ページ11
ニカちゃんに背中を押されて連絡してみたものの、いつも通り険悪に。
そして今日は特に私の琴線に触れるようなことをどんどん言ってくるみっくん。
もう話もしたくなかったから電話は強引に終わらせた。
その後ニカちゃんの前でなんて泣けないし、急いで自分の部屋に戻ってきた。
ひとしきり泣いたら少しだけスッキリして…
やっぱりちゃんと会って話そう。
お互いに思ってること話して、それでもダメなら仕方ないもん。
お互い不満だらけのまま一緒にいたって意味がないし。
私は少し冷静になった頭で、何度も推敲したメールをみっくんに送った。
向こうも少しは落ち着いたのか、短い返事があって、来週末に会うことになった。
＊＊＊
翌日の夜にニカちゃんの部屋に向かった。
｢ニカちゃん、昨日はごめんね｣
｢いや、こっちも無理に連絡させて悪かったなって思った。
ごめんな｣
｢それはいいの。
ニカちゃんは悪くないよ｣
｢お節介だけどさ、お前らどうすんの？｣
｢来週末に直接会って話すことになったよ｣
｢そっか。
それは良かった｣
｢ダメだったら慰めてねw｣
｢ダメって？｣
｢話してもお互い分かり合えないかもしれないし？｣
｢んな行く前からネガティブ思考でどうすんだよ｣
｢最悪のこと考えてた方がいいじゃない。
ポジティブに考えてて地獄に突き落とされる方が落ち込｣
｢あーやめろやめろ！
今のAはネガティブすーぎっ｣
ニカちゃんがむにっと私のほっぺを両手で掴む。
｢笑え｣
｢はへ？｣
｢笑顔の方が可愛いぞ？｣
｢へ…？//｣
｢A。
もし…
万が一ダメだった時は…
その時は俺が話聞いてやるから。
気が済むまで隣にいてやるから。
だから安心しろ｣
そう言うと掴まれてたほっぺが解放された。
｢うん…ありがと｣
｢っし！｣
背中をバシッと1発叩かれる。
シャキッとする。
頑張れそうな気がする。
｢行ってきます｣
｢いってらっしゃい｣
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ゆな(プロフ) - こんにちは☆みっくんと別れたのはびっくりでしたが、各メンバーとのストーリーも読んでみたかったので面白いです(^^) (2019年2月25日 17時) (
レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おしむ(プロフ) - another story出してほしいです！！ (2019年2月14日 17時) (レス) id: 715f7ee14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：molu | 作成日時：2019年2月13日 22時
