Sun.3 ページ1
私の質問に神妙な顔の北山さん。
不安感がまた高まる。
「昨日LINEのメッセージが見えちゃったんですよ。
ホントに見るつもりはなかったんだけど、その、いきなり目に飛び込んできたというかなんというか…」
「うん。で？」
「明日家に行くって書いてあったから親しい方なのかなって」
「気になる？」
「いやっ別に干渉する気はないんですけどね！？
なんかちょっとその……」
私が焦っていると目の前の北山さんがクスクスと笑い始めた。
「何ですか？」
「いや、かわいーと思ってw」
「なっ」
「あと、嬉しい」
「はい？」
「どうせ元カノとか今良い感じの子とかかもって思ってたんでしょ？w」
なんで分かるの…
「ちっがいますけど！？」
「つかさ、
菜々ってただのいとこだからねw」
え？いとこ……？
「だからAが心配するようなことはなんにもないよw」
「し、心配！！？」
「してくれてなかったの？」
そうやって急に真面目な顔で聞いてくる北山さんはずるい。
「してないこともない…かも…」
「ははっwやっぱりw」
「笑い事じゃないですからね？
私……」
溢れだしてくる気持ちをどう言葉にしていいかわからなくなっていると北山さんの腕が伸びてきた。
そのまま一気に距離を縮めて抱きしめられた。
「俺のこと、好きになってくれた？」
風邪をひいているからか掠れているけれど、すごく優しい声。
「多分……
……じゃなくて………
多分、じゃないです。
私北山さんのこと……」
「最後までちゃんと言ってよ。」
「……好きです。」
「……俺も。好きだよ。」
言葉にすると一気に感情が溢れてきて、涙が出てきた。
嬉しいのか、ほっとしてるのか、なんなのかわからない。
北山さんの言葉を聞いたらもっと涙が出てきて、北山さんの胸の中でしばらく何も喋れずただ泣いていた。
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ゆな(プロフ) - こんにちは☆みっくんと別れたのはびっくりでしたが、各メンバーとのストーリーも読んでみたかったので面白いです(^^) (2019年2月25日 17時) (
レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おしむ(プロフ) - another story出してほしいです！！ (2019年2月14日 17時) (レス) id: 715f7ee14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：molu | 作成日時：2019年2月13日 22時
