むいくん、思い出してよ…。(時透無一郎)

記憶15 ページ16

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私はあの後、むいくんの質問が頭から離れなくて、ボーッとしながらその事を考えていた。

私はあのとき笑えていただろうか。



夢覇『カァァー北北東北北東へ向かエェ‼️刀鍛冶の里に上弦の鬼が襲撃‼️』

夢覇『霞柱、竈門、我妻、嘴平との共同任務ダァァ‼️』


私はハッとした。

今はそんなこと気にしてる場合じゃない。

隊士が5人、それも柱が2人も駆り出されるなんて、よっぽど強い鬼なんだ。


でも、そんなの関係ない。

私はもう誰１人奴らに殺させない。

あの日みたいな想いはもうしたくないから。


私はゆうくんを亡くしたあの時、あの瞬間から、心に誓ったのだから。


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３年前

A『ｸﾞｽｯゆうくん、むいくん、私ね、絶対強くなって、2人の敵を撃つから‼️もう皆の大切な人を、誰ひとり奪わせたりしないから……。だから、ｸﾞｽｯ……ずっと天国で見守っててね。』

※当時、夢主ちゃんは、気を失っていたむいくんも亡くなっていると勘違いしてました。(記憶6参照)

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