日常の病～2～ (ページ1)

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51 二宮said ページ1

相葉さんに連れられて車に乗せられる

でもどうしよもなくお腹がいたくて､

二宮「あい…さん、、おなかいたい…」

相葉「ん～、病院まで我慢できる…？」

その言葉になぜだか悲しくなってきてまたじわじわと涙が浮かぶ

ﾋｯｸﾋｯｸと泣き出した俺をみてか、相葉さんがブランケットをかけてくれてそれを握りしめる

でも相葉さんはすぐにいなくなってしまった

車内にひとり取り残された気分になっていると電話を終えた宮瀬さんが運転席からこちらを見た

宮瀬「大野さんきたら､病院行くからね。」

二宮「…トイレ、、」

宮瀬「トイレ行きたいの？」

うつむき気味でコクッと頷く

すると、「お店のトイレもう一回借りますか？」と宮瀬さんが聞いてきた

体調的には今すぐトイレに行きたい。

でも、また宮瀬さんに迷惑をかけることになる。
もちろん、スタッフさんやお店の方たちにも

並んでいるお客さんたちにも影響が出るかもしれない

俺の体調のせいで沢山の人に迷惑がかかると思うと「うん、」と頷くことができなかった

二宮「…がまんする…」

宮瀬さんは少し不安そうな目をしながら「無理そうだったらまた言ってください、」と言って前を向き直した