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＊
勢いなんかじゃない…
確かに俺は今、そうしたいって思ったから。
解いた腕から見上げてくる瞳は、真っ直ぐに俺だけを見つめていた。
他の誰でもなく…
この瞬間は、ただ俺だけを映していた。
──触れたい
雨に冷えてるはずの体も、内側から熱くなる。
好きだっていう気持ちだけが、俺の心を突き動かしていた。
この手でそっと撫でた頬。
ゆっくりと縮めていく距離が、今日までの二人の時間のようで。
一瞬で消えてなくなるなら、永遠のように長く感じさせて欲しかった。
唇に微かに当たる柔らかくて冷たい感触。
俺の胸元を掴んでいた手が、僅かに揺れた。
自分の中に湧き上がってくる熱を伝えるように、今度は深く重ね合わせた。
その背中を抱き寄せながら…
できるなら、心まで暖めてやりたかった。
「っん、ｼﾞｮﾝｳﾝ…」
「もう泣くなよ。な？」
そっと頭を撫でながら、自分の胸元に埋めた。
格好付けたかった訳じゃない。
唇を離した後…
どんな顔をすればいいのか分からなかったんだ。
ただ、好きだって気持ちだけが浮き彫りになって…
それを持て余してるみたいに、どうしようもなかった。
「だから、バカか……」
一人きりの呟きは、夜の闇に消えてった。
窓の向こうでは、まだ雨が降っている。
答えなんて求めていないはずだった…
自分勝手な俺の愛。
あの時、なんでよけなかった？
お前は今、なにを思う？
これから俺たちは、
どうなっていくんだろうな……。
***to be Continued...
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hibisinkuu410(プロフ) - 初めましてm(__)mｲｪｿﾝさんの小説と検索してきました。初めて読んで、ｷｭﾝｷｭﾝ・ﾄﾞｷﾄﾞｷして、他の作品も読めれたら……と思い、初投稿させて頂きます。良ければﾂｲのﾌｫﾛｰも出来れば幸いです。 (2017年1月25日 5時) (
レス) id: 79e0a8589c (このIDを非表示/違反報告)
くまママ(プロフ) - 私は好きですよ(o^^o)萌さんの話。また、読めて嬉しいです。 (2014年11月19日 18時) (レス) id: 8e84bb4fcf (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 萌ちゃん、やめちゃダメよ。私、萌ちゃんのお話、大好きだから。 (2014年11月19日 7時) (レス) id: b317f10727 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん子。(プロフ) - おかえりー！← 私のジョンウンが戻ってきたわー(ぇ) またお話読めて嬉しいよ！！ (2014年11月18日 23時) (レス) id: db7694f338 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 『来年は、俺もあの場所にいる。』カンカーン☆はい、1ラウンド終了。もぉ、ダメダメ。萌さん最高、その後の『お前の為だけの俺でいる』もぉ完全にノックアウト。試合終了。私、萌さんの兄さんに骨抜きですょ。 (2014年11月18日 22時) (レス) id: 498d3a83b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe
| 作者ホームページ：http://www2.hp-ez.com/hp/moenovel/page1
作成日時：2014年11月18日 9時
