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＊
「ほら、もっと脚開けよ。」
「ああっ…」
少し痛いくらい乱暴に広げられた脚。
再び組み敷かれた身体に、ベッドがギシッと軋みを上げた。
性急に埋め込まれた熱い昂りと、彼との繋がりが見えてしまうほどに折り曲げられてしまった身体。
その圧迫感も、痛みでさえも…
二人がそれだけ深く繋がっているからだと思うと、私を簡単によろこびへと導いていく。
「本当すぐ濡れる。痛くないだろ？」
「ん、あっ…」
馴染みだした熱は、すぐに卑猥な音を立て始めた。
外の雷雨に負けないくらい激しく打ちつけられて、私はただ恥ずかしい声ばかりを上げ続けるしかない。
「気持ちいいって啼けよ。」
「あっ、ん、気持ちいっ…」
青光りの中に妖しく浮かび上がった顔。
彼の孕む狂気と切なさが、哀しいくらい綺麗に映った。
それを余すところなく切り取って、永遠に自分の中だけにしまっておきたい。
そう思ってしまう自分にも、無性に泣きたくなってしまった。
いつも、これが最後かもしれないと思って抱かれている。
そんな私のことを、彼もきっと気付いているに違いない。
「あ、そこ、ダメッ…」
角度を変えて抉ってくる欲望の塊に、脚の先がキュッと窄んだ。
「好きだろ、ここ。」
「あぁっ…も、やっ…」
どうしても感じ過ぎてしまう場所を執拗に突かれて、背筋が勝手に反り返ってしまう。
「イケよ、ほら。」
「っ…あ、ｼﾞｮﾝ、ｳﾝっ…」
抗えない快感に押されるように、私は一気に高みへと駆け上がった。
「まだ。」
小さく呟いた彼は、クタっとベッドに投げ出してしまいたい下肢を抱えるように迫ってくる。
粘膜を擦るようにゆっくりと捏ね回す動きに、背筋がまたぞくりと震えた。
「本当に綺麗だ、お前の泣き顔は…」
「ん、…」
いつの間にか目尻に溢れていた涙を、そっと掬った唇。
快感に呑まれたからなのか、切なさに呑まれたからなのか…
自分でも、もうよく分からない。
「…ｼﾞｮﾝｳﾝ、」
…好きなの、…愛してる。
まるで、その言葉を吸い取るかのように───
彼は、私の唇を塞いだ。
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hibisinkuu410(プロフ) - 初めましてm(__)mｲｪｿﾝさんの小説と検索してきました。初めて読んで、ｷｭﾝｷｭﾝ・ﾄﾞｷﾄﾞｷして、他の作品も読めれたら……と思い、初投稿させて頂きます。良ければﾂｲのﾌｫﾛｰも出来れば幸いです。 (2017年1月25日 5時) (
レス) id: 79e0a8589c (このIDを非表示/違反報告)
くまママ(プロフ) - 私は好きですよ(o^^o)萌さんの話。また、読めて嬉しいです。 (2014年11月19日 18時) (レス) id: 8e84bb4fcf (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 萌ちゃん、やめちゃダメよ。私、萌ちゃんのお話、大好きだから。 (2014年11月19日 7時) (レス) id: b317f10727 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん子。(プロフ) - おかえりー！← 私のジョンウンが戻ってきたわー(ぇ) またお話読めて嬉しいよ！！ (2014年11月18日 23時) (レス) id: db7694f338 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 『来年は、俺もあの場所にいる。』カンカーン☆はい、1ラウンド終了。もぉ、ダメダメ。萌さん最高、その後の『お前の為だけの俺でいる』もぉ完全にノックアウト。試合終了。私、萌さんの兄さんに骨抜きですょ。 (2014年11月18日 22時) (レス) id: 498d3a83b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe
| 作者ホームページ：http://www2.hp-ez.com/hp/moenovel/page1
作成日時：2014年11月18日 9時
