上杉君は私の恋の家庭教師です

10 夕食 ☆ ページ12

その日の晩ご飯は、いつにもなく豪華だった。

高級肉を使ったステーキに、特製ドレッシングがかかったサラダ。

デザートには、ケーキまでっ！！

理由は、分かってる。

・・・上杉君がいるから。

今日から、家庭教師のある日は、一緒にご飯を食べることになった。

上杉君がステーキを一口。

「んめぇ」

ママが頬に手をやる。

「あらやだ、いつもどうりなのに、上杉君たら、お世辞が上手ねぇ、ふふっ」

どこがいつもどうりなのよぉ・・・。

「・・・てぇな」

上杉君がボソッと言った。

え？何て？

私がキョトンとすると、上杉君が慌ててナイフでステーキを切る。

・・・なんだったのかな？


side上杉

あ、危ねー！

立花に、聞かれるとこだった。

『立花の料理、食べてみてぇな』

こんなこと、言えねえよ。

少なくとも、今は。

11 君を思う気持ち ★→←9 家庭教師のお礼 ★

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ティッシュケース

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す