移動 ページ9
you side.
『…と言うことなんですけども先生は…』
「俺は参加出来ん。仕事が詰まっていてだな」
『やっぱそうですよね…御忙しい所呼び止めてすみませんでした…』
相澤先生にペコリと軽く御辞儀をすると、「如月」と呼び止められた。何だ何だ
「暇が出来たら行ってやる。期待はするなよ」
『……！！ 楽しみにしてます！！』
「期待はするなって」
わーい暇が出来たら先生も来てくれるよやったね俺嬉しい
「A、次基礎体術だよ」
『あ、グラウンドに移動か。急ご緑谷』
「うん！」
＿＿＿＿＿＿＿
当日
「A、本当にﾞ大丈夫なﾞのﾞぉ！？」
『大丈夫だって、そんなメソメソ泣くなよ…今回は皆もいるし、祖母さんは下手には動けないだろうから』
「気を付げる"ん"だぞ！？」
『はいはい。じゃ、行ってきます』
「行ってらっしゃい……！！」
俺の家から徒歩10分。とある駅に着くとまだ皆集まってなかった。まぁそりゃ集合15分前に来てたらおらんがな
「おーい如月ｨ！！」
『ん？おお、切島！』
遠くから手を振って歩いてきたのは切島だった。来るの早すぎたけどこのままじゃすぐ皆が集まるよどうしよう
『…あれ、いつものメンツで来た訳じゃ無いんだ』
「いや？後ろからついてきてるぜ？」
『え？…………あ、ホントや。おーい爆豪、切島ぁ！！』
「おっ、A！！やっぱお前早ぇな！」
「なんでこんな朝っぱらから集合しなきゃなんねぇんだよ…」
『爆豪ちゃんと着替え持ってきてんじゃん』
「持ってくるわボケｪ！！話もちゃんと聞いてたっての！！！」
『ぉぅ…』
その後もぞろぞろと集まってきた。緑谷のTシャツのデザインにツッコみたくなっちゃったけど言わない。俺は言わないんだ、うん。
あ、そう言えば飯田君も参加してくれるよ。何か日付見間違えてたって
「おぉ！！如月の私服カッコいい！！」
『そう？』
耳郎さんが此方にキラキラした笑顔を向ける。やべ、眩しいし顔に熱が寄る……ｯｯ！！
『えっと、俺電車のチケット買っといたから渡すね』
「え！？全員分！？」
『え？うん』
「お金持ちって恐ろしいわぁ…」
『俺恐ろしいポジションなの！？』
違うそうじゃない。
皆にチケットを配って改札を通る。よし、時間通りで皆もいるしスムーズスムーズ
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作者名：希 | 作成日時：2021年9月13日 13時
