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爆豪side.
夜、目がぱっちりと覚めてしまう。周りの奴等は気持ち良さそうにすやすや寝ている。テメェらだけ気持ち良さそうに寝やがって…
ふと、窓の外に何かが見えた。何かがひらひらと落ちてきている。
＿＿羽根か。
「この色…ホークスじゃねぇ。赤白って事はAか…？」
そう言えばAの布団だけ誰もおらず綺麗に整えられている。パジャマが枕元に置いてあった気がする。
気になんな。
起きたらメンドくせぇから物音を立てないよう部屋を出る。階段を下りてスリッパを履いて玄関を開けた。
「意外と寒ぃな」
いつもより自然が近いし環境が違うからだろうか。半袖じゃ少し寒ぃ。
そうだ肝心のAは、と思い空を見上げると息を呑んだ。
光る月を背景に飛ぶAの姿があった。月の光で羽が輝いてみえる。
「アイツ本当にAかよ…」
今日引っ張り出されたんだろ？馴染むの早すぎじゃねぇか。本当に何なんだアイツ
すると俺に気付いたのかAが下りてくる。
『爆豪か』
「……テメェなんで起きてんだよ」
『え？あぁ、いやぁその…慣れよう思て…』
しゃーねぇから心配したったけどオカンって言われたからキレたった。何がオカンだわ爆死させたろかてアホ
『爆豪』
「あ"？」
『…今日祖母さんに突っ込んでってくれてありがとな』
「……おう。」
文面だけ見たらヤバい内容だな
ババアに突っ込むってどんな嫌がらせだわ
『俺も強くならんとなぁ〜…！』
「テメェ充分強ぇだろ」
『え！？まだ全然だよ！？これの何処が強いと言えr』
「うっせぇ黙りやがれ。俺が言うんだから強ぇだろ」
いい加減認めろってのこのクソバカ2色野郎。
『…へへ、あんがと』
「キモい笑い方すんな」
『は！？キモいって酷くねぇ！？』
「うるせェアイツら起きちまうだろ」
『爆豪もデカイ声出しとったやろ…！！』
眠くなってきたから寝る
疲れた
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作者名：希 | 作成日時：2021年9月13日 13時
