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you side.
目が、覚めた。部屋は薄暗くてぼんやりとしている。あ〜…終わった、んかな。いつも以上に痛かった気がするんだけど…てか寝かすだけなのにわざわざ睡眠薬使う？注射器刺すの雑くね？？いやそうじゃなくて
「……起きたか」
『……なんでやったんだよ』
「試すためやね」
『……ざけんなよ…』
「今回もいい個性が掘り返せたぞ。後で試すといい」
『一生試したくねぇ……』
「今回は“強翼”。まぁホークスに似た個性やな。綺麗な羽やったで」
お前に褒められてももう嬉しかないわ 期待してた俺がバカやった。さっさとここの空間から出よ
俺はゆっくりと起き上がってソファを降りようとする。が、肩甲骨辺りに鋭い痛みが走る。
『……い"っ、！！』
「あぁ、初めの方は痛みがあるが段々と治まるってさ」
『………』
俺が扉を開けようと取っ手を握ろうとした時＿＿＿＿
「Aｯｯ！！」
『＿＿え、緑谷！？それに轟と爆豪も…』
「テメェAに何してやがんだァア！！！！」
爆豪が個性を使いそうな勢いで祖母さんに突っ込んでいく。
「か、かっちゃん！！！！」
『おい爆豪！！』
「どいつもこいつもアタシの邪魔しよって……」
『爆豪ｯｯｯ！！！』
俺が個性を使って3人をワープさせる。他の皆もワープさせて庭に出した。敵意剥き出しで突っ込んでいくバカがいるか……！！
「うわっ！？」
『ごめん皆！！ちょっと離れとってな』
ポケットの中でスマホをいじる。護衛をつけられた時、相澤先生の電話番号と一緒に教えられた番号。
“俺が行けない時はこれにかけろ”
『はよぉ来てくれるとええんやけどなぁ…』
「A〜？なんで逃げたん〜？」
『……』
ここが、俺が唯一反抗出来る時。
『うっせーなババアｧ！！』
「！？」
「「「(如月/Aの口からババア！？)」」」
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作者名：希 | 作成日時：2021年9月13日 13時
