マズイのでは ページ42
緑谷side.
言葉が、声が、出なかった。
これはマズイんじゃないか
『ちょっと夕飯準備のの手伝い行ってくるわー』
そう言って部屋を出ていくAの首筋を見る。先程の紋様は消えており、一時的に現れるモノだと分かった。
「と、轟君。上鳴君」
「どうした緑谷。顔色悪いぞ」
これ以上喋ると声が途切れ途切れになる、そう思った僕は2人の前に無言でスマホを差し出した。
「おい、緑谷これって＿＿＿ 」
「…この少年ってのは如月の事だろうな」
「これヤバくね？さっさとヒーローに連絡した方が…」
「連絡前に相澤先生にした方が良いだろ。誰か相澤先生の連絡先持ってるか？」
「……………」
「……………」
「誰もか」
最早詰み状態なのでは。
『皆〜ごはn…どした？』
「あ、いや、えと……」
「相澤先生に聞きたい事があってな。連絡先持ってるか？」
『あるよ〜』
Aは潔く承諾してくれた。轟君が連絡先を受け取るとそのまま夕飯へ。
凄く美味しかった。
夕飯を食べ終えて手伝いをしていると、轟君が携帯を持って外へ出た。多分連絡入れるのかな、上手く繋がると良いけど…
『緑谷、後は俺がやっとくよ』
「だ、大丈夫だよ！ずっとやって貰ってばっかりだと悪いし…」
『3人に守って貰ってるから俺も出来る限りの事はしたいんだ』
そう言って笑うA。
危険に晒されてるのに。
＿＿どうして
＿＿どうしてそんな笑顔でいられるの
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フグ - 受かる時の通知って投影されるんでしょ (2022年10月9日 7時) (
レス) @page4 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます…！！！これからもじゃんじゃん書いていくので頑張ります！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - とても面白かったです！私は主人公が無理してみんなを守る話が好きなので、この作品にハマりました！！！！！これからも体に無理のないように更新頑張ってください。応援してます！！ (2021年9月12日 6時) (レス) id: e6eb4364f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希 | 作成日時：2021年8月27日 10時
