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3話。 ページ4

目が覚めると見知らぬ場所にいた。

2回目じゃん?????



辺りを見渡すと私と同じく反対側のソファに寝ている黒猫の仮面をつけた人と見覚えのある少女がいた。
あまりにも顔が良い。

ふむ、と状況を少しでも把握しようとなんとか身体を起こしソファに座り直す。

さっきのは夢か?いや、目の前のこの子たちは本当に…


ふ、と再び向かいのソファを見ると
仮面を持った少女が少年に押し倒されてた。


『あー…邪魔した感じ…?続けて良いよ…?』


目を見開いてこっちを見る少年と少女に気まずさを覚える。
あるあるだよね、起きてないと思ってイチャつこうとしたら起きてた、とかね。


「え!!…あの!!誰か知らんが助けて!!」


彼女の叫び声によって驚愕からの硬直状態がとけたのだろう。
少年は私を無視し会話を続ける。


「チッ…ごちゃごちゃうるせぇー。
さっさとアリスはけよ。髪燃やすぞ。」


アリス…?
いや、そんなはずがない。

そんな考えを遮るように窓ガラスが割れる。


「…」

「……」


凄く彼らに見覚えも聞き覚えもある。
なんだっけ


「…。」


彼らの会話を聞きつつも思考は止まることは無かった。
そう、1つ答えに近いものが出てしまった。


『……学園アリス……』


いや、まさか、そんなはず。
だって アレは_____夢
そんな考えを打ち砕くように目の前のツリ目の彼は私に火を向ける。

こんな熱いのに目が覚めないとか。


「……お前のアリスは?」



…トリップしか無いじゃん???

4話。→←2話。



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楓薫(プロフ) - 皆様 > コメントありがとうございます。皆様のアドバイス、激励を糧に今後も更新して参ります。何卒、今後ともよろしくお願いします。 (2023年2月7日 2時) (レス) id: 550210080a (このIDを非表示/違反報告)
楓薫(プロフ) - Teke Raさん» こんばんは!わざわざ時間作ってまで読んでくださりありがとうございます!!感動で涙でそうです!w更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2017年7月26日 21時) (レス) id: 1aeda7d9fb (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - そうなんですね!最初から読みます!!更新楽しみにしてますね! (2017年7月26日 19時) (レス) id: 8ce3839a41 (このIDを非表示/違反報告)
楓薫(プロフ) - マリさん» はじめまして!気付くのが遅くなってしまい申し訳ございません! コメント、閲覧ありがとうございます!落ち希望をいただいたキャラとの関わりも増やして行きたいと思いますので今後とも宜しくお願いします!! (2016年10月23日 17時) (レス) id: 1aeda7d9fb (このIDを非表示/違反報告)
流風(プロフ) - 小説読みました!とても楽しいですね(((o(*゚▽゚*)o)))更新期待せしています!頑張ってください*\(^o^)/* (2015年8月26日 14時) (レス) id: 46dcb22892 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓薫 x他2人 | 作者ホームページ:?  
作成日時:2014年4月23日 22時

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