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「犯人探しも面倒だ。いっそのこと上の連中全員殺してしまおうか」

明かりもない暗い廊下を抜けた先
一室だけ僅かな光をもらすその部屋からは何やら物騒な事が聞こえていた

「いいねぇ!それ!手伝ってあげようか?」

「はっ!」

突然自動ドアが開き中にいた2人は扉の方へと目を向ける

そこにはこのくらいムードとは正反対の満面の笑みを浮かべた女が立っていた

「貴方は確か!」

「A…今僕は凄く機嫌が悪いんだ。余計なことでもしたら間違って殺しちゃうかも」

「ひどいねぇ。折角協力してやるっていってんのに」

先程にもまして殺気を出す五条に伊地知はいつにも増して縮こまってしまった

だが彼が恐れているのは五条だけじゃない

それもそのはず、目の前に平然と立っている彼女はあのかの有名な呪詛師Aなのだから

「2人とも伊地知がビビッてるよ。あまり後輩をいじめるな」

「あっいたんだ硝子。久しぶり〜」」

嬉しそうにヒラヒラと手を振るAを無視し虎杖の死体へと目を向ける硝子に戸惑いながらも伊地知は五条に向かってつまる口を開いた

「あ、…あの、後輩ってどう言う…」

「そう言えば伊地知は被ってなかったんだっけ?Aは僕たちの同級生。元高専の生徒だよ」

まさかそんな事があり得るのか
となれば何故呪詛師の一家に生まれた彼女が?
まさか彼女は人を救っていたのか?
それとも彼女が夏油傑を…

突きつけられた情報はあまりにも大きく処理でぎずに伊地知はただ呆然と立ちすくむ事しかできなかった

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設定タグ:五条悟 , 夏油傑 , 呪術廻戦
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Non - 常春さん» お忙しい中コメントしていただきありがとうございます!!全然謝らないでください!読んでくださってるだけで光栄すぎるくらいです。お体におきおつけてお過ごしください (11月8日 22時) (レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。最近少し忙しくてあまり占ツクを開かなくなってしまったのでコメント等が出来ませんでした。申し訳ないです。そして今回もとても面白かったです。これからの展開が楽しみです。 (11月6日 0時) (レス) id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
Non - 常春さん» はい!難しくて最新率が落ちスイマセン。気合いいれてがんばります!そしていつも温かいコメントありがとうございます!!本当に励まされております (10月31日 1時) (レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。いよいよ懐玉 玉折編ですかね?ぶっちゃけ懐玉 玉折編が一番好きなので楽しみです。nonさんもお身体に気をつけて下さいね。 (10月23日 0時) (レス) @page27 id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
non - 常春さん» お久しぶりです!まだ読んでいてくださったと知って本当に嬉しく思います!いつも励ましてくださりありがとうございます。本日はまだ完成していなく更新は明日になると思いますがまたお暇があれば読んでください!!常春さんも体調に置きおつけてくださいね^^ (10月20日 0時) (レス) id: eb03765b50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Non | 作成日時:2023年9月27日 1時

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