第五話 ページ6
『魔力測定ですか？』
担任「そうだ。Aとロゼリアの魔力測定をこれから体育館で行う。」
昼休みが終わり、５限が始まったと思ったら急な魔力測定
なんで？私何も聞いてないんだが？
そんな事を考えながら『分かりました』と小さく頷いた
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※ちょっとした説明 ver.2
夢主ちゃんは普段猫かぶってるよ！
ちなみに、兄さんと話している時の口調(四話参照)が素
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担任「では、手を当ててくれ」
その言葉を聞き、ロゼリアは
次の瞬間、水晶にパキパキと亀裂が入り、最後には小さな欠片がいくつか散らばっていった
担任「な、なんだこれは！見たことがないぞ！」
水晶の欠片を手に取り、顔が困惑に染まる先生
ガヤガヤと騒がしくなる外野という名のクラスメイト達
あーうるさいうるさい
騒がしいのが一番嫌いなんだよ私は
何が起こったか理解できない、という顔をしているロゼリア
そしてそれを有り得ないとでも言うように焦る教師
そんな中、私は1人冷静に水晶を分析していた
そっと水晶のカケラを1つ手に取る
窓から入る光に反射して、キラキラと輝くそれはなん異変もない
と、すると...
チラリと横目でロゼリアを伺う
オロオロとその場を右往左往する彼女は困り顔だった
...ただ純粋に、水晶が負荷に耐えられなかっただけ？
魔力の痕跡を可視化できる魔法を使っても、カケラにはこれと言った変化はない
彼女のLvはどれくらいなんだろう？
もし、"彼"のLvを上回って、私と
参考程度だけど、腕利きの冒険者なら最低でもLv.80くらい
ちなみに私はLv.9000くらいだったかな？
え、チート？
いや、まぁね？魔王だし？
ほら、魔王の威厳とかもあるじゃん
実際、魔物にはそれを更に上回るバケモノもいるんだから
ちなみにそれには私も含まれてる(笑)
でも、私よりLv.が低くても対等に戦えるヤツが1人だけいたっけな
名前は.........
いや、これはまた今度にしておこう
続く
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年12月4日 0時
