【我々だ】処刑は嫌なので忠誠を誓います (ページ7)

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ゾム、コネシマside ページ7

俺達は今からグルッペンを暗殺しようとした
ヤツに会いにいく

コネ「グルの暗殺しようとしたヤツ絶対
許さん！」

それに関しては全員が同意している

...俺とグルッペンを覗いては

ゾム「殺すのは勿体無いと思うで、いい腕
しとったし、あの子」

グル「理由は違うが俺はゾムに同意だゾ、あの女には利用価値がある」

鬱「えっ、女の子なんか！何歳やろなぁ、ショッピ君！」

ショ「何歳でしたか？」

ゾム「食いつき過ぎやって、でも、ショッピ君の守備範囲には見えんかった」

あからさまに落ち込むショッピが
少し可哀想だった

コネ「女だからって油断すんなよ？わかってんのか？特に鬱！」

鬱「大丈夫やって！任せとけ！」

それは何に対しての任せとけなのかをツッコむヤツは誰一人いなかった

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
コネシマside

A「３０秒でケリをつけます！」

コイツはそう言った

一拍置いて、俺らは笑い出した

ゾム「女がシッマに勝てるはずないやろwww」

鬱「Aちゃんwwシッマに勝てるはず無いってww」

そりゃそうだ

ゾムと俺は互角だ

それなのに俺に勝つって頭おかしいんかコイツ

うるせぇなぁ

そう呟く誰かの声が聞こえた

バチィッ

俺は幹部のチーノと一緒に笑っていたが会話も忘れて目を見張った

ジャラッ

誰一人としてさっきのように笑うヤツは居なかった

何故なら鎖で手首を拘束されていたにも関わらず、腕力だけで引きちぎりその場に佇んでいたからだ

A「なんだぁお前らぁ、静かに出来んるじゃねぇか」

なんやコイツ

さっきまでの可愛らしい声の欠片も無く、指を
パキパキと鳴らす仕草はもはや恐怖だ

コイツ...いや、彼女の最初の餌食となったのは一番笑っていた大先生だった

(最初が俺やなくて良かったぁ(汗))

だが、彼女の標的はやっぱり俺だった

彼女に向かって全力でパンチしたのにも関わらず、止められた

しかも、手首を捕まれたと思ったら一瞬で視界が反転し、気づけば床に、転がっていた

瞬殺だった

コイツは怒らせたらアカン

そう決意した俺だった